【ロンシャン】ボディからパーツに至るまで再生素材を採用した新ライン「Le Pliage®Green」が新登場♪

1948年にフランス パリでジャン・キャスグランが創業した、現代性溢れるラグジュアリーとクリエイティビティ、ダイナミズムが融合したメゾンブランド ロンシャンは、2023年までにメゾンで使用するすべてのナイロンをリサイクルナイロンに切り替える目標を含む3つのCSR指針を掲げ、ボディからパーツに至るまで再生素材を採用した新ライン「Le Pliage® Green(ル プリアージュ® グリーン)」を全世界でラインナップ、日本では公式オンラインストア、「ロンシャン ラ メゾン表参道」、「ロンシャン ラ メゾン銀座」と一部ストアを皮切りに、2021年7月20日(火)以降順次全国にて展開予定です。また7月21日(水)~8月3日(火)は阪急うめだ本店、7月27日(火)~8月4日(水)は渋谷PARCOにてポップアップをオープンいたします。

Le Pliage® Green(ル プリアージュ® グリーン)

ロンシャンのバッグ①

折り畳める台形型のボディに“ロシアンレザー*1”のハンドル / フラップ、そしてファスナーとスナップボタン – 1993年に日本の折り紙にインスパイアされて誕生した「ル プリアージュ®」は、デザインのシンプルさと耐久性を兼ね備えたメゾンのアイコニックなバッグコレクションです。

フランスでは、年間30,000点もの「ル プリアージュ®」がメゾンのアトリエにて無料で修復され、さらに長く使い続けられているほど、パリジェンヌたちに愛される存在として親しまれてきました。

今回は誕生当初と変わらぬデザイン、そして耐久性やお手入れのしやすさ、折り畳み式といった機能性はそのままに、再生素材を採用したサステナブルな「ル プリアージュ® グリーン」にアップデートいたしました。

ボディをナイロンからリサイクルナイロンに切り替えただけではなく、パーツにも再生素材を採用することで、環境への負荷をより軽減し、製作時の二酸化炭素排出量で換算するとジーンズ1本分の1/6まで抑えています。

ロンシャンのバッグ②

ボディ
ボディには、漁網やカーペット、ストッキング、余り布などの廃棄物を回収、選別、処理、紡績、そして製織したGRS*2認証リサイクルナイロンを採用しています。この再生素材には70~100%のリサイクル繊維が使用されているといわれています。

またバッグの内側には耐久性を高める非フタル酸系PVC加工を施していますが、メゾンではさらにサステナブルなものづくりを目指し、日々代替素材を研究しています。

ハンドル / フラップ
1993年の誕生以来「ル プリアージュ®」の象徴的な存在である“ロシアンレザー”のハンドル / フラップには、食肉用に飼育されていた動物の皮革のみをLWG*3認証を取得した皮なめし業者から仕入れています。

現在「ル プリアージュ® グリーン」で使用しているレザーの90%以上はLWG認証「ゴールド」ランクの業者から調達していますが、メゾンでは2023年までにその割合を100%まで引き上げる予定です。

ショルダーストラップ、ファスナー、刺繍糸
バックパックとトラベルバッグに付属しているショルダーストラップには、ペットボトルを原料とした100%リサイクル繊維のGRS認証リサイクルポリエステルを採用しています。

またファスナーやボディにあしらわれたロンシャン・ホースの刺繍糸は、90%リサイクル繊維のリサイクルポリエステルです。

スナップボタン
バッグをミニマルに飾るスナップボタンには、真鍮の30%が再生素材のものを採用しています。

包装
「ル プリアージュ® グリーン」のバッグには、メゾンのサステナビリティに対するコミットメントが記された、グリーンの再生紙ラベルが付いています。またショッパーはFSC*4認証紙でできています。

また社会的責任をもつ家族経営のメゾンとして、「ル プリアージュ® グリーン」のローンチとともに、以下3つのCSR指針を掲げます。

①2023年までにリサイクルナイロンへの100%切り替え
2019年以降、メゾンはサステナブルな素材を活用したものづくりに向けて歩みを進めてまいりました。

2020年4月に初上陸したパーソナライゼーション「マイ プリアージュ® シグネチャー」ではペットボトル8本分(トップハンドルバッグXS)、10本分(トップハンドルバッグS)、16本分(ショルダーバッグ)、24本分(トラベルバッグ)に相当するリサイクルポリエステルボンディングキャンバス、同年8月ローンチのユニセックスなバッグコレクション「グリーン ディストリクト」ではECONYL®を採用しています。

今後メゾンは2022年末までに「ル プリアージュ®」コレクション、そして2023年までにメゾン全体で使用するナイロンをリサイクルナイロンに切り替える予定です。

②2023年までにLWG認証レザーへの100%切り替え
1948年に世界初のラグジュアリー革巻きパイプで業を興したメゾンにとって、レザーは原点であり、数あるコレクションの質の良さと耐久性を支える存在です。

長年ロンシャンは食肉用に飼育されていた動物の皮革のみをLWG認証を取得した皮なめし業者から仕入れ、サーキュラーエコノミーへの取り組みを進めてまいりました。また2018年以来エキゾチックレザーや毛皮の使用を廃止しています。

現在メゾンで使用しているレザーは80%以上がLWG認証ですが、2023年までに100%を目指します。

③製造と輸送時に発生する二酸化炭素排出量の削減
メゾンのアトリエとストアでは、エネルギー消費と廃棄物の削減に努めています。

・フランスにある6つのアトリエ、チュニジア・モーリシャスにある2つのアトリエ、そしてフランス国外にある5つの提携アトリエでは、自然光を最大限取り入れた建物設計と断熱材の使用、そして最新の冷暖房設備により、節電に努めています。

またフランスにあるアトリエは燃費の良いLEDライトを採用、ストアでも段階的な導入を開始しています。

すべてのアトリエにおいて、メゾンの基準を満たしたものづくりを日々進めており、製品につけられた“メイド・バイ・ロンシャン”のラベルは非の打ちどころのない品質だけでなく、製品とその材料の完全なトレーサビリティも保証しています。

・2018年、リサイクル活動を推進しFSC認証紙を導入するため、包装に施していたプラスチック塗料を廃止しました。
・2019年、社員の片道4時間圏内の出張における飛行機の使用を禁止し、電車に切り替えました。

・メゾンの長期戦略として、製造拠点をストア近くに配置し、航空輸送を最低限に控え海上輸送を主とした物流をつくることで、輸送時の二酸化炭素排出量を抑えてきました。

2021年、風力エネルギーによる脱炭素海上輸送サービスを提供する仏ベンチャー企業 Neoline(ネオライン)社と提携し、仏サン=ナゼールと米ボルチモアを風力推進船で結ぶ予定です。この脱炭素海運で80~90%の燃費削減が可能となります。

今回の提携は1950年代に世界を船舶で旅した二代目フィリップ・キャスグランとの思い出とも重なります。今夏、フィリップへのオマージュとして、サントロペのストアにて、ボートの帆を再利用してつくった「ル プリアージュ®」限定モデルを発売する予定です。

商品詳細

ル プリアージュ® グリーン

ロンシャンのバッグ③

サイズ、税込価格:
H22×W23×D14cm(トップハンドルバッグS)¥14,300
H28×W30×D20cm(トップハンドルバッグM)¥15,400
H28×W26×D10cm(バックパック)¥15,400 ※スノーは展開無し
H26.5×W28×D15.5cm(ショルダーバッグS)¥15,400
H30×W31×D19cm(ショルダーバッグL)¥17,600
H35×W45×D23cm(トラベルバッグL)¥17,600
H40×W55×D23cm(トラベルバッグXL)¥20,900
H35*×W45×D23cm(伸縮可能トラベルバッグ)¥27,500 ※拡張した場合はH52cm ※スノーは展開無し

素材/カラー展開:
リサイクルポリアミド100%(ハンドル/フラップはカウハイド)/フォレスト、オーシャン、レッド、スノー
※スノーは、公式オンラインストア、フラッグシップストア、ポップアップのみでの展開予定です
※トラベルバッグXLと伸縮可能トラベルバッグは、公式オンラインストアとフラッグシップ、伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪のみでの展開予定です
※上記に加えて、コインケースとポーチも展開予定です
※写真左から順に記載

サステナブルにアップデートされた新ラインは、7月20日(火)より展開予定です。

詳細

■展開店舗

ポップアップ
阪急うめだ本店(1階バッグギャラリー アトリエ)  7月21日(水)~8月3日(火)
渋谷PARCO(1階GATE)  7月27日(火)~8月4日(水)
全世界一斉発売 7月20日(火)
公式オンラインストア、ロンシャン ラ メゾン表参道、ロンシャン ラ メゾン銀座、全国のストア
※ストアによって展開商品は異なります

■お問い合わせ先

ロンシャン(ロンシャン・ジャパン)TEL 0120-150-116

■ロンシャンについて

1948年にフランス パリでジャン・キャスグランが創業した、現代性溢れるラグジュアリーとクリエイティビティ、ダイナミズムが融合したメゾンブランド。パイプにハンドステッチレザーを巻いた、世界初のラグジュアリー革巻きパイプからはじまったブランドは、70年以上に及ぶヘリテージを踏襲しながら、現代に生きるロンシャンウーマンを彩るスタイルを発信し続けています。ロンシャンは、1993年に発表した、折り紙からインスパイアされた「Le Pliage®(ル プリアージュ®)」やバンブーのトグルが印象的な「Roseau(ロゾ)」など、フランスのサヴォアフェールが宿るアイコニックかつタイムレスなバッグコレクションを世に送り出してきました。現在は、アーティスティック・ディレクター ソフィ・ドゥラフォンテーヌのもと、フレンチ・エレガンスを再解釈したプレタポルテや、レディース・メンズ向けのバッグ、アクセサリー、シューズ、アイウェア、トラベル用品を毎シーズン発表しています。家族経営の伝統を守るロンシャンは、今もキャスグラン家が所有・経営、世界80か国に300を超える直営ブティックを所有しています。日本では、2019年7月に「ロンシャン ラ メゾン銀座」が誕生し、フラッグシップである表参道・銀座のラ メゾンを含む56ストアを擁します(2021年6月時点)。また、フランス セグレに構えるアトリエを拠点にクラフトマンシップを重んじるロンシャンは、2007年以降、フランス政府により無形文化財企業に認定されています。

*1 1973年、二代目フィリップ・キャスグランが沈没船の中から発見されたロシア産のトナカイのレザーを手にしたことがきっかけで、1993年に誕生した「ル プリアージュ®」には、そのレザーを模してダイヤモンド型のグレイン(模様)をあしらったハンドル/フラップがつけられました。以来、「ル プリアージュ®」コレクションのハンドル/フラップには、メゾンのサヴォアフェール宿る仕上げ技法を施した“ロシアンレザー”が採用されています。
*2 Global Recycled Standardは、リサイクル含有物、加工流通過程管理、社会および環境慣行、および化学規制の第三者認証の要件を設定する、国際的で自発的な完全製品基準
*3 Leather Working Groupは、地球環境の保護や消費者に安心で安全な革を供給することを目的とし、環境的・社会的コンプライアンスを高い基準でクリアし、環境保護や地域保全活動への影響を国際基準で審査する団体
*4 Forest Stewardship Councilは、責任ある森林管理を世界に普及させることを目的とし、国際的な森林認証制度を運営する独立した非営利団体