【renri】手作り結婚指輪のデザインに、新たな印台リングのスタイル「チャンファーリング」が登場♪
手作りやオーダーメイドの結婚指輪・婚約指輪を制作するアトリエ、renri(レンリ)は、鍛造による手作り結婚指輪のデザインにおいて、これまでにほとんど作られてこなかった印台スタイルのリングデザインを着け心地や制作方法を考慮した新たなデザインとして提供を開始しました。
チャンファーリング
何故、これまで印台リングが作られてこなかったのか?
ファッションリングとしても人気の印台リングですが、元々は印章リングとして古い歴史のあるデザインです。そんな定番のデザインですが、鍛造製法による手作り結婚指輪においては下記の理由でほとんど作られることがありませんでした。
1.厚みや幅の差が大きいため、一本の棒から制作することが技術的に困難である。
2.鍛造製法は削って成形するのでロスが多く、型を使用する鋳造製法の方が向いている。
3.印台リングはトップが厚く重みがある為、日常使いに違和感を感じてしまうことがある。
renriでは上記のような印台リングが持つ課題を、デザインを再構築することで解決しました。それが新提案「チャンファーリング」です。
1.シンプルな工程で、初心者も手作り結婚指輪を楽しめる
「厚みや幅の差が大きいため、一本の棒から制作することが技術的に困難である。」その課題を解決するため、印台リングの特徴である個性的な印面を、職人が削り出し加工をすることによって再現しました。
基本的な制作工程は変えずにシンプルな工程のみで印面を作ることで、初心者であるお客様にも気軽に手作り結婚指輪を楽しんでいただけます。
2.コストを抑えつつ、強度にこだわる鍛造製法
「鍛造製法は削って成形するのでロスが多く、型を使用する鋳造製法の方が向いている。」一般的な印台リングはコストを抑えるために、型に流し込む鋳造製法によって制作されています。ただし、鋳造製法は鍛造製法に比べて、仕上がりの強度が低くなります。
「チャンファーリング」では、削る面の部分を最小限に抑えることで無駄な金属のロスを抑えてコストをかけすぎず、強度にもこだわった鍛造製法で制作することができます。
3.出っ張りがなく、着け心地がよい
「印台リングはトップが厚く、重みがある為、日常使いに違和感を感じてしまうことがある。」印台リングはポケットに手を入れる際に引っかかってしまったり、トップに重みがあるので、着けていると指輪がクルクル回ってしまったりするなど着け心地にデメリットがあります。
日常使いとなる結婚指輪においては、デザインの良さもさることながら、日々の生活において違和感とならないことも大切です。
「チャンファーリング」では、デザインポイントである印面はむしろ周りより少し低く、出っ張らないので引っ掛かりもなく、しっかりと指にフィットするので日常使いにもよく馴染んでくれるのが特徴です。
新デザイン
新たな印台リングスタイルとしてのデザイン提案
鍛造製法による結婚指輪の手作りを実現するためにデザインを再構築した結果、従来の課題を解決し、新たな印台リングのスタイルとして昇華されたのが「チャンファーリング」です。
〈制作例〉
※素材や仕上げ方法、ボリュームなどアレンジ次第で幾通りものデザイン提案が可能です。
詳細
■「チャンファーリング」について
これまで鍛造による手作り結婚指輪のデザインにおいてほとんど作られてこなかった指輪の定番デザイン「印台リング」を再構築したのが「チャンファーリング」です。「チャンファー」とは角取りや面取りといったニュアンスで、シンプルなバンドタイプのリングの一部を削り取ることで、ミニマルながらも特徴的なデザインの指輪となっています。
■手作り・オーダーメイドの結婚指輪・婚約指輪 renriについて
renriは横浜・馬車道エリアの古いビルにひっそりと佇む隠れ家的なジュエリーアトリエです。手作りやオーダーメイドの結婚指輪・婚約指輪を、1本の金属から自らバーナーで溶接したりハンマーで叩いたりする鍛造製法で制作。手作りの結婚指輪でもシンプルなデザインだけではなく、同じくハンマーの跡を生かした表面加工、コンビカラーなどの本格的な手法にも挑戦でき、デザインや品質において既成品と同等またはそれ以上のものを作ることが可能です。個室、ふたりだけの空間で、じっくり指輪づくりに没頭できます。横浜という場所やアトリエの雰囲気にこだわりを持つお客様にご支持いただき、オープン以来様々な指輪を生み出して参りました。ジュエリーデザイナーと指輪職人の夫婦が始めたrenriは、これから新たに夫婦となるおふたりのための指輪作りをサポートいたします。
■会社概要
店舗名:renri (レンリ)
所在地:〒231-0011 神奈川県横浜市中区太田町2-28 大黒ビル2F B
電話番号:045‐264‐8310
代表者:芳田 慎平