【東京グルメ】彩り鮮やかなおにぎり専門店が東京・虎ノ門に誕生!

日本人なら誰もが一度は食べたことがある和食ファストフードの定番、おにぎり。とはいえ真っ白なお米のかたまりに、無機質な海苔で構成された地味な見た目から、大人になってからはあんまり食べないよって方も多いのではないでしょうか。そんなステレオタイプなおにぎりのイメージを一掃する、最先端のおにぎり専門店が2022年5月10日、東京・虎ノ門にオープンしました。

虎ノ門「TARO TOKYO ONIGIRI」

6月8日12時過ぎ、ランチタイムのど真ん中に訪問。それなりに客の入りはある様子でしたが、テイクアウト専門店ということもあり、待ちは発生していませんでした。

価格:右上から時計回りに ホワイトツナ白たまり仕立て 250円/ちりめん山椒青唐辛子味噌 280円/三陸産銀しゃけ塩こうじ漬け 250円/北海道直送贅沢いくらの醤油漬け きざみ三つ葉添え 400円

価格:右上から時計回りに カレー麹炙りサバ トマト味噌風味 250円/和歌山ふみこ農園の南高梅と十種の薬味ふりかけ 250円/チーズ金山寺味噌いぶりがっこ添え 250円/江戸前風 あさり佃煮&味噌 250円

価格:上トレイ右側 出汁パンチ×3 280円/同左側 銀だらゆず味噌西京焼き 250円/下トレイ 生炙りたらこ かんずり仕立て 250円/左側 築地“吉岡屋”お漬物盛り合わせ 100円/限定 焼きとうもろこしと三つ葉の焦がし醤油仕立て 200円

おにぎりだけでなく「TAROの黄金出汁(180円)」「TAROの三つ葉味噌汁 天然醸造信州味噌(180円)」といった汁物もあります。この日はいずれも割引され100円で販売されていました。

どれもおにぎりとは思えない色鮮やかな見た目、そして美味しそうな商品名に圧倒され、店内で立ち尽くしてしまいました。白米だけではなく玄米や黒米のおにぎりも用意されており、さまざまな需要に応えられるラインアップになっています。

迷った結果、「出汁パンチ×3(280円)」、「ちりめん山椒青唐辛子味噌(280円)」、「チーズ金山寺味噌いぶりがっこ添え(250円)」と「TAROの黄金出汁(180円 ※この日は100円)」の4点を購入しました。

現金とクレジットカードによる支払いが可能です。二次元コードなどは利用不可でした。

今回購入したものを取り出してみました。4点の購入で910円でした。

ああそういえばおにぎりだけど海苔は巻かれていないんだなあと思いながら、袋からおにぎりとお出汁を取り出した後、黒くて薄いものが入っていることに気が付きました。自分で巻いてパリパリの海苔とともにおにぎりを楽しめます。

いざ実食!

おにぎりと海苔を袋から取り出し、自分で巻いていただきます!

「出汁パンチ×3(280円)」は昆布の佃煮とおぼろ昆布、そして椎茸とうまみのトリプルパンチが楽しめる一品。昆布も椎茸もしょうゆの塩味は程よい加減で、素材そのもののうまみをしっかりと味わえる逸品でした。

「ちりめん山椒青唐辛子味噌(280円)」は「菊屋中村」のちりめん山椒が使われており、ちりめんの磯の風味に山椒がいいアクセントとなっていて、美味しいものでした。青唐辛子の香り高さと食感がうまみを増幅してくれます。

「チーズ金山寺味噌いぶりがっこ添え(250円)」は、金山寺味噌ならではの独特で複雑な味わいに、チーズがわかりやすいうまみを加えてくれて非常に美味しい組み合わせに仕上がっています。いぶりがっこの香りがもう少し強いとより好みかなと感じましたが、それでもこのおにぎりに欠かせない存在となっています。

どの商品もお米そのものが美味しく、そしてベースの塩味はそこそこに抑えられており、お米本来の甘味や香り、そして各種具材の特徴を存分に楽しめるおにぎりたちです。海苔を自分で巻くスタイルなので、海苔の食感や香りまで楽しみつつ食べられる点が素晴らしいと感じました!

一緒に買った出汁はうまみが抜群で、ほんのり甘味を感じる優しい味わい。単調になりがちなおにぎりランチにいい間合いをもたらしてくれます。

まだまだ味わってみたいおにぎりがいろいろあります。

日本を代表するビジネス街・虎ノ門にあるということもあり、特に今後会社員のランチ需要で話題になること請け合い。仕事の合間に色とりどりのおにぎりを見て楽しみ、食べて楽しんで、改めて日本の食文化を心から感じてみませんか。

また訪問して違う種類のおにぎりを楽しみたいなと思いました!

詳細

■TARO TOKYO ONIGIRI

住所:東京都港区虎ノ門1-12-11 虎ノ門ファーストビル 1F
定休日:日曜日
営業時間:8:00~20:00[月~金]、8:00~15:00[土・祝]