【東京グルメ】代々木公園でポルトガルスイーツを堪能「ナタ・デ・クリスチアノ」

東京都民の憩いの場である代々木公園。1964年の東京オリンピックにおける選手村跡地という背景からか、さまざまな国にスポットをあてたフェスやイベントが開催されているイメージがあるかと思います。今回は、都内を代表するグローバルなスポットである代々木公園の近くにある、ポルトガルスイーツを楽しめるお店を紹介します!

代々木公園「ナタ・デ・クリスチアノ」

今回紹介するのは、代々木公園駅近くにある「ナタ・デ・クリスチアノ」というお店。ポルトガルスイーツを主に販売しています。「食べログスイーツTOKYO百名店2020」に選出されています。

東京メトロ千代田線の代々木公園駅から徒歩3分、各線渋谷駅、原宿駅からも徒歩15分程度で来店できます。代々木公園自体に隣接しているといっても過言ではない近さです。平日の14時頃に訪問しましたが、混雑している様子はありませんでした。

個人的にポルトガルスイーツといえば、マカオ旅行の際に食べたエッグタルトの印象が強く残っています。というかエッグタルト以外のポルトガルスイーツを知りませんでした!笑

店外に張り出されたメニューを見てびっくり!非常に多くのメニューがあります。ポルトガル語のメニュー名が前面に出ているため一見するとわかりづらいですが、どれも日本語による解説つきなのでイメージしながら購入できます。

悩んだ結果、「エンパーダ・デ・フランゴ(262円)」(チキンパイ)、「パポーシュ・デ・アンジョ(262円)」(スポンジケーキ)、「ケイジャーダ・デ・シントラ(240円)」(チーズタルト)、「パステル・デ・ナタ(250円)」(エッグタルト)の合計4点を購入しました。

実食!

手前が「パポーシュ・デ・アンジョ(262円)」(スポンジケーキ)、奥が「エンパーダ・デ・フランゴ(262円)」(チキンパイ)です。

店内にはイートインスペースがないため、持ち帰っていただきます。

まずはエンパーダ・デ・フランゴこと、チキンパイから。オーブンで温めてみると、部屋の中にバターの良い香りが漂います。お味はというと素朴な鶏肉のミンチに塩コショウが効いており、鶏肉そのものの味わいを楽しめます。中身のしょっぱさと、パイ生地の甘味やバターの香りがアンバランスかなと個人的には感じました。

続いてパポーシュ・デ・アンジョこと、スポンジケーキ。持ち上げてみるととても軽く、一口で飲み込めてしまうほどです。ふわふわかつ程よい甘さのケーキでめちゃくちゃおいしいです!中には卵黄クリームが入っており、生地とともに卵本来の味わいを楽しめる商品だと思いました。

手前が「パステル・デ・ナタ(250円)」(エッグタルト)、奥が「ケイジャーダ・デ・シントラ(240円)」(チーズタルト)です。

お次はケイジャーダ・デ・シントラこと、チーズタルト。一般的なタルト生地とは異なり、とても薄くパリパリとして不思議な食感です。中身はチーズの酸味が効いた不思議な味わいに感じました。もちろんおいしいですが、若干生地のパリパリ感が強すぎるかなと感じました。

最後はお目当てのパステル・デ・ナタこと、エッグタルト。こちらも温めていただきます。サクサク、パリパリのパイ生地に甘みの強いクリームがたっぷり詰まっていてめちゃくちゃうまい!若干塩味が効いていて、いいアクセントになっています。これぞ期待していた、いや期待をこえてくる味でした。

どうやら日本で見かけるエッグタルトはマカオ式で、ポルトガル式のものとは異なるようです。

前者は英国式のビスケット生地にカスタードクリームを流し込んで、中温でじっくりと焼き上げたものである一方で、後者はほんの少し塩気があるサクサクのパイ生地に、卵クリームの生地を流し込み、強火のオーブンで外はサックリ、中はトロリと焼き上げるものとのことです。

各商品が入っていた袋です。温め方が記載されているため、時間がたってからでも最高の状態で食べられます。

もちろんどのメニューも間違いない味わいですが、やはりポルトガルスイーツの代名詞でもあるエッグタルトが抜群においしいと個人的には感じました。

どれも値段がお手頃なのもうれしいポイント。自分へのご褒美にも、そして差し入れなどにも間違いないお店だと思います!

本場ポルトガル式のエッグタルトをはじめ、本格的なポルトガルスイーツを楽しんでみませんか。

ナタ・デ・クリスチアノ(Nata de Cristiano’s)
住所:東京都渋谷区富ヶ谷 1-14-16
アクセス:東京メトロ千代田線代々木公園駅から徒歩3分・小田急線代々木八幡駅南口から徒歩5分
定休日:なし
営業時間:10:00~19:30