田園都市線の三軒茶屋駅から徒歩7,8分ほどの場所に、ひときわ明るく目立つ看板が。｢本格ジンギスカン｣というパワーワードに心がひきつけられますね。半地下の階段を下っていくと、デートとして使うにも良さそうなオシャレな雰囲気のお店があります。ここは、三軒茶屋では数少ないジンギスカン専門店のようです。早速、紹介していきます!

羊の臭みがない?!ハイクオリティーラム肉

店内はカウンター席とテーブル席が少しほどあり、貸し切りだと最大50名まで入店が可能だそうです。
忘年会や新年会に利用したいところですね。

店に入る前から、口がすっかり焼肉の口になっちゃったので、今回はこちらのお店をリポートしていきたいと思います。

まずは、ラムの2種盛りをチョイス!生リブロース 60g、肩ロース 60gと野菜は長ネギと玉ねぎに漬物までついて1,650円!

大人2人で来店したので、お肉はひとり2人前ずつの4人前注文。これに白ごはんでエンドレスラムフェスティバル開幕!

飲めるラム肉と名付けたい!非常に柔らかいお肉は、ついつい噛むことを忘れて飲んじゃいたいくらいです。

いいお肉は、いい脂なので喉越しも最高です。

ジンギスカン焼肉店によく見られる特徴のあるジンギスカン鍋は、中央がアーチ状に隆起しているので、じんわりと焼きあがるラム肉の油がゆっくりと野菜のほうへと滴り落ちます。

肉にも勝るとも劣らない名バイプレーヤー!このラム肉の脂で揚げ焼きされた玉ねぎとネギがそれはもう絶品でした。

え?脂?!と聞いたら、健康志向な現代人からしたら、脂がくどくて体に悪いのではないかと思われがちですが、実はラム肉の脂には、良い油とされる不飽和脂肪酸が多く含まれています。

不飽和脂肪酸というのはどういったものかというと、魚や植物性の食品に多く含まれていて、動脈硬化や血栓予防、血圧を下げたり、悪玉コレステロールを減らしたりする作用があると言われる成分で、とっても体にいいのです!

それを聞くと気にせず、パクパクと食べられちゃいますね!

ただ揚げ焼きされたネギは中身が高温で熱々になっているので、ひと口で食べると口の中をヤケドしかねませんのでご注意を!

“豚キムチ”ならぬ“ラムキムチ”?

メニューをみると他にも魅惑的な料理が盛り沢山!なかでも気になったのがラムキムチという代物。

豚キムチのようなビジュアルで、具材は、主役のラム肉にキムチと玉ねぎそれにぶなしめじや刻んだネギがたっぷりと添えられています。

ついついビールやハイボールが飲みたくなるおつまみメニューですね。(来店時、筆者は禁酒中でソフトドリンクでした!泣)

味は、これもラム肉が持つ独特のクセがなく、キムチの甘辛さと酸味が合わさることでさっぱりとしていて、ごはんに合わせてもよく合う味付けでした。これならお酒の飲めない未成年でもごはんさえ頼めば満足のいく一品だと感じました。

今回はダイエット中ということもあり、炭水化物を摂取したい欲を抑え、締めもお肉にしようと頼んだのがこちら。

炭火で香ばしく焼かれたラムチョップは、炭の風味と黒コショウがしっかりと効いていて、宮崎でいう地鶏の炭火焼をほうふつとさせるようなビールやハイボールと相性が良さそうな味です。

噛めば噛むほど肉の香ばしさとうまみが、口の中に流れ込んできて至福のひとときでした。

次回こそは、お酒とペアリングをして楽しみたいと思います。