【中目黒】春には桜がきれいなこの街で、コーヒーとレコードの癒しを昼も夜も
このお店、魅力を一言で言い表すことはなかなか難しいと思っています。一般的にカフェや喫茶店で楽しむ事柄は味覚が多いと思いますが、このお店は視覚や聴覚でも楽しませてくれます。近年視覚で楽しませてくれるお店も増えていますが、スイーツや料理によることが多いはず。このお店、スイーツはもちろん、所有するレコードの多さでも視覚を楽しませてくれます。そうです。レコードがあるということは聴覚でも楽しませてくれます。
目黒川から一本逸れた道にある、無機質な店構え
中目黒駅を背中に池尻方面へ歩くこと5分。3つ目の橋を右へ曲がり、小道をいくと、周りに調和した店構えが目に入ります。意識していないと、見落としてしまうかもしれません。
照明も温かみがあるものの、ゆっくりできる暗さ。1日の騒がしさを忘れさせてくれます。また、レコードの音楽が存分に楽しめます。話をするカフェというより、1人でフラッと来てそれぞれがくつろいで時間を過ごす、というスタイルに重きを置いたカフェに思いました。
こだわりはコーヒーやフードのみならず、お酒にも見られます
コーヒーを中心に楽しもうと思いました。ところが、バータイムはお酒がメインであるようで、まずジントニックをいただきました。
ヘンドリックス、モンキー47、ディスティレリ・ド・パリの3種類。いずれも1,000円前後です。ひととおり、明快に説明してくれました。軽いジントニックの気分であったので、ヘンドリックスをチョイス。
いわゆるトールグラスではなく、タンブラーのようなグラスで出てきました。そして最後にローズマリーを手でたたき、香るように。これをゆっくり楽しみます。
モノトーンが美しいコーヒーの世界
2杯目はリキュールオレグラッセ。ミルクとコーヒーリカーが層になっています。これをゲストが混ぜていただきます。このお店の真骨頂というと、言い過ぎですが見た目でこのお酒が持つ世界に吸い込まれてしまいます。
チーズケーキもいただきました。コンコルテットAOPというフランスのチーズと竹炭を混ぜた黒いチーズケーキです。竹炭の力か、一般的なねっとりさはなく、さっぱりさがあります。ジンやテキーラなどと一緒にいただいても違和感がありません。
店舗情報
✳︎epulor
・東京都目黒区青葉台1丁目19-10 エスセナーリオ青葉台 1F
・11:00 – 24:00
・月曜日
※掲載内容は、私の訪問時、HPによる確認時点の情報であり、適宜の更新はしていませんので、ご了承ください