【東京・三軒茶屋】あの芸人さんがやっている?!スパイスの香るお昼間だけの間借りカレー屋さん

東京世田谷区三軒茶屋駅田園都市線を出て、徒歩3分ほどのビル2階。ひっそりと営業していてスパイスの香りが外にまで漂ってくるカレー屋さん。夜は、Punch LINEというBARを芸人さん達でやっているそうでそちらも気になるのですが、今回はスパイス系を楽しみたいということでお昼にカレーを食べに行ってきました。

うわさの芸人が作る本気のカレーとは…

この店、あのキングオブコント2013でチャンピオンになったお笑いコンビの“かもめんたる”の槙尾さんが、お昼間だけ営業している間借りカレー屋さんだそうです。

実は、槙尾さんは根っからのカレーが好きで、「神田カレーグランプリ2019」で優勝したこともあるカレー職人としても有名なんです。

今回はたくさんの味を楽しみたいということで、人気の3種のカレー

3種あいがけDXカレー(牛すじ山椒カリー/マキオカリー/超人スパイスマキオカリー)をいただきました。

このボリュームで1,400円(税込)はとってもお値打ちプライス。

3種のカレーの内容

一番手前の「牛すじ山椒カリー」は、しっかりと煮出した和風だしと上にふりかけてある山椒がピリピリと効いていいアクセントになっています。トロトロに煮込まれた牛すじとの相性も抜群です。

玉ねぎのアチャールの奥にある「超人スパイスマキオカリー」は、15種以上のスパイスがたっぷりと入った本場インドさながらのスパイシーな味付けで、“超スパイス”の名に恥じないしっかりとスパイスを感じるカレーでした。

右奥にある「マキオカリー」は、ココナッツの風味が効いたタイカレーを日本風にアレンジしてあり、ココナッツサンボールを少しずつ混ぜて食べると、爽やかな辛さがプラスされて自分好みに味を変えられます。

全体的に辛さは控えめかなと思い食べ進めると、しっかりとスパイスが効いているのか湧き出る汗。じわじわと体が温まっていきます。

普段、食べるスパイスカレーはさらりとスープに近いカレーに感じるのですが、こちらのスパイスカレーは具材がいっぱい煮込まれているのか、ルーにとろみがあり、カレーの特有の辛さだけでなく酸味に甘味がいい具合に織り混ざっていて、スパイスカレーという昨今人気の新ジャンルなカレーながら、皆が大好きな家庭のカレーにもよく似た親しみを感じるカレーで、口に運ぶスプーンが止まらない…。

これでも刺激が足りない!って人は、追加料金で辛さ増し(+50円)ルー増し(+100円)ができたり、トッピング各種(+100円)もいろいろあったりするので、物足りない人は追加するのもいいですね。

芸人としていろいろと苦労されてきた槙尾さんの人生を投影しているような、非常に奥深い一皿で、またふらっと立ち寄りたくなる、そんなアットホームなお店でした。