【東西イタリアンの巨匠】スペシャルコラボディナー「イタリアンの饗宴(きょうえん)」が大好評

先日、大阪・江坂にある自然派イタリアン「カノビアーノ アネックス」で開催されたスペシャルディナーをご紹介。関西イタリアンの巨匠、大阪「ジュンジーノ」の八島淳次シェフと、自然派イタリアン、東京・目黒「カノビアーノ」の植竹隆政シェフによるビッグコラボです。それぞれが用意した4品の料理を交互に食べていくコース料理はすばらしいものでした。第2回も計画されているのでグルメが好きな方はチェックしてください♪

1988年のイタリア修業中から親交を温めてきた2人のコラボ

関西イタリアンの巨匠、大阪の「ジュンジーノ」の八島淳次シェフと、東京・目黒の自然派イタリアン「カノビアーノ」の植竹隆政シェフによるビッグなコラボが実現しました。双方がイタリアで修業していた時代、1988年からの旧知の仲である2人ですが、意外に初コラボとのことです。

今回のコラボディナーは、双方が前菜・パスタ・メイン・デザートのコースを組み立て、ゲストはそれを交互に食べていくという、前菜2品・パスタ2品・魚料理・肉料理・デザート2品のコースです。

偉大なビッグシェフ2人のお料理を一度に食べられるとは豪華なコラボですね。

コース料理はこちら

左が八島シェフ、右が植竹シェフのお料理です。

左の「淡路産ヒラメの瞬間カルピオーネ スティックセニョールとマイクロリーフ ピスタッチオのソース」は、イワシのかわりに鮮度の良いヒラメを用いた南蛮漬け。ピスタチオのソースの色あいとコクがアクセントでおいしかった♪

右の「フランス産ウズラと丸麦 能登115と九条葱(ねぎ)のサラダ」は、「能登115」という石川産の菌床からとれた特別な椎茸(しいたけ)を使った前菜です。野菜だけでもこんなにおいしいんだ♪と感激でした。

左の「タリオリーニ 甲殻類のラグー ハナビラダケ添え」は、オマール海老、帆立などのそぼろをソースにした、ぜいたくな自家製の手打ちパスタです。こちらも最高においしい。

左の「穴熊の赤ワイン煮と空豆のソース サフランのオレキエッテ」は、もっちりとした食感のニョッキをほろほろのお肉と春の豆のソースで。穴熊と聞いてぎょっとしましたが、イタチの仲間だそうです。お料理になってしまえばおいしい♪珍しいものも食べられて満足です。

そしてメイン料理。左は「京都七谷 鴨(かも)胸肉ロースト モモ肉のアグロドルチェ ウイキョウとフォアグラのピューレ」です。希少な七谷の鴨(かも)は入手が困難だそうで、しっとりとした肉質にフォアグラのピューレと赤ワインのソースが絶妙!

右は、「甘鯛(あまだい)の鱗(うろこ)焼き カリフラワーと蛤(はまぐり)のスープ 黒キャベツと芽キャベツのソテー」で、パリパリに調理された甘鯛(あまだい)の鱗(うろこ)とほっくりとした身の両方のコントラストが楽しめました。スープは蛤(はまぐり)の塩分だけで調味されているそうです。

魚料理のほうが先に出されました。

おなかがいっぱいですがデザートは別腹。

左は「マスカルポーネのムース イチゴの赤ワイン煮 パートブリックとともに」で、パンナコッタのようにミルキーなムースにいちごの味わいがたまらない♡

そして右は「栗のカフェラテ」で、カノビアーノ創業以来の27年間の大定番です。カフェラテのプリンに栗のスープが最高においしい♪

さらに焼き菓子と食後のお茶も楽しみました。雪だるまのマカロンやラテアートがかわいいですね。

ワインやノンアルコールドリンクのペアリングも楽しめる♪

会では最初の乾杯のシャンパンがグラスに1杯つきでした。そのあとは別料金で、ソムリエが選んだワインのペアリングを楽しみました。デザートワインまで登場♪

ノンアルコールのドリンクも品ぞろえが豊富です。マスカットやデラウエアなど、ワインのブドウを使って作られたジュースや、濃厚なドイツのりんごジュースなど、食事の味を邪魔しないおいしさ。また、芦屋の名店「ウーフ」のダージリンの水出し紅茶も高貴な味わいが最高。

いかがでしたか?2人のビッグシェフによる夢のコラボディナーは、お互いのことをよくご存じなので味わいのバランスもマッチしていて、おいしく、トークも和やかで楽しいイベントでした。

第1回が大成功だったので、また第2回、第3回と回を重ねていく予定だそうです。気になる方は、レストランのホームページやSNSをチェックしてください。

詳細

■第一回「イタリア料理の饗宴(きょうえん)」
2023年2月5日(土)開催済
コース料理8品22,000円(税サ込)
※乾杯のシャンパングラス1杯つき

■カノビアーノ アネックス
大阪府吹田市芳野町13-10
アメニティ江坂内 MiaViaアトリエ棟1F
06-6380-2345