渋谷の街・人と一緒に考える参加型の防災イベント「TOKYOもしもFES渋谷2023」

渋谷区観光協会、渋谷未来デザイン、こくみん共済coop[全労済]の3団体は、渋谷区共催のもと、渋谷区民および来街者参加型「防災・減災」を普及啓発する『TOKYO もしも FES 渋谷 2023』を代々木公園にて9月2日・3日と2日間開催。さまざまなブースが出展し、災害に役立つグッズの展示や体験コーナーなどが登場。大人も子供も楽しめるコンテンツが多く、楽しみながら防災について学んでいました。

発災直後の対策を体で学ぶ「サバイバルエリア」


ある日突然災害が起き、自分自身の体だけを頼りに切り抜けなければいけない状況に備えるためのコンテンツ。
子供から大人まで楽しみながら、防災に必要な対応力を体験できるアトラクションです。

新しい備えを考える「アウトドアエリア」


メ〜テレの「ハピキャン!」がプロデュースする「防災×キャンプ」のコーナーです。
キャンプグッズで災害に備える方法を学べます。

ステージ「みんなの防災+ソナエ」


NHKからは塚原愛アナウンサーとどーもくん、日本テレビからは中島芽生アナウンサー、気象予報士の木原実さんとそらジロー。テレビ朝日からは松尾由美子アナウンサーとゴーちゃん。

TBSからは伊藤隆佑アナウンサーとブーナ、テレビ東京からは狩野恵里アナウンサーとナナナ、フジテレビからは木村拓也アナウンサーとガチャピン・ムックが登場。

トークイベント協力: みんなの防災プロジェクト実行委員会

局の垣根をこえて大人から子供まで楽しく防災を学べるトークショー、人気のキャラクターが一斉にステージに登場し盛り上がっていました。

家族で学べる「もしもの学校」(今回初)

さまざまな企業ブースで新しい「防災・減災を学ぶ」をコンセプトに展開する新エリアで、今年初開催です。

液体ミルクの体験会や、災害時における女性の課題や防災知識の発信、子ども向けには防災クイズや防災リーダー診断の体験など、その他、防災にまつわる100のトピックをシンプルにまとめた「もしもの100」の展示や、「たすけること」と「たすけられること」を伝える高齢者体験スペースを設け、“もしも”の時にそれぞれが助け合うことの大切さを伝えます。

◆こくみん共済coop[全労済]

主催者でもあるこくみん共済coop[全労済]のブースでは、子どもから大人まで知ってほしい“普段からたすけあう意識”を啓発する
コンテンツを体験。
意外に知らない防災知識を、クイズを通じて学べます。

◆渋谷区防災課

クイズに挑戦するとハズレ無しの防災ガチャが1回可能。6年長期保存食のマリービスケットが当たりました。

◆フクダ電子株式会社

街でもよく見かけるAED(自動体外式除細動器) Automated External Defibrillator。
実際に体験できるブースで家族連れが多く立ち寄っていました。

音声に従って、小さいお子様でも簡単に操作ができます。

◆もしもを知る地震体験

地震体験車や日本赤十字の車なども試乗体験もできました。

2019年まで開催されていた渋谷区総合防災訓練の流れをくんで、昨年2022年9月に初開催した際には、2日間で総勢20,000人の方々が来場しました。

今年は訪日外国人向けに英語対応パネルも設置。
子供から大人まで楽しみながら防災に必要な知識が自然に身につくコンテンツが多く、知っておくべき情報が満載のイベントでした。

関東大震災から今年で100年、災害は忘れた頃にやって来る。
「もしもの日」のために基礎知識と防災の心構えを身につけておきたいですね。