AIで動画の内容を“検索”できる時代「BlendVision AiM」発表
動画の活用が広がる中、いつ・どこで・誰が・何を話したか、必要な情報を見つけるのは容易ではありません。今回、KKCompany Japan合同会社が発表した新しいAIプラットフォーム「BlendVision AiM」は、動画内の情報が簡単に“検索”できる画期的なツールです。4月4日より、ブランドアンバサダーの林修先生が登場するCMがテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で配信開始となっています。
動画の中身を検索できる「BlendVision AiM」
KKCompany Japan合同会社が発表した「BlendVision AiM」は、これまで扱うのが難しかった動画ファイルや音声ファイルのデータからAIが必要な情報を抽出できるのが大きな特徴です。
動画の文字起こしはもちろん、必要な情報の抽出、要約、議事録作成なども可能になります。導入方法はシンプル。参照したいファイル群をクラウドにアップロードするだけで「BlendVision AiM」のナレッジベースが作れます。
チャット形式のメイン画面から質問を入力すれば、大量の動画や音声ファイルから関連情報を抽出・まとめてくれます。ミーティングの録画データから、話者ごとの発言を文字起こしし、特定の話題について該当する動画の箇所を提示してくれます。
【BlendVision AiM】販売する背景、課題は?
画像は文字の7倍、動画は文字に比べておよそ5,000倍の情報伝達力があり、動画活用のニーズが高まっています。特に法人では年率31%も増加している一方で、動画からの情報抽出が難しいというジレンマがありました。
林修先生が登場するCMが4月4日より配信開始
「BlendVision AiM」はこの課題を解決するソリューションとなります。すでに教育業界の代々木ゼミナールが先行導入し、数学、国語など教育動画コンテンツの分類・管理の効率化を実感しているそうです。
本製品発表会では、KKCompany共同創業者のトニー・マツハシ氏とブランドアンバサダーの林修氏による対談も行われました。
林氏は「BlendVision AiM」について「(動画の)検索機能があるのはありがたい」と評価し、エビデンスに基づく教育への活用やメディアの可能性拡大にも期待を示していました。
さらに「(AIの)活用の部分で日本が逆転できるかも」と、AIを活用した新しいビジネスチャンスにも言及しました。そして4月4日より、林修先生が登場するCMがテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で配信開始となっています。
同日、日本で販売が開始され、1企業月額12万5千円からの価格設定です。動画を活用するあらゆる業界でその効果が期待されています。