テレビでも話題!全国141店の「赤から」で提供中の「月見鍋」、メレンゲでウサギも作ってみた

「今年の月見商戦は熱い」とテレビで取り上げていたのでさっそくネットで検索してみたら、マクドナルドなどの月見ハンバーガーとともに目に入ってきたのが、今年初めて月見商戦に参入したという「赤から」の「月見鍋」。食べておいしい、作って楽しい体験型メニュー。ふわふわのメレンゲを赤から鍋に盛り、その上に卵黄を乗せればできあがり!と単純なのだけれど…。遊び心に火がついてJKのように女友達と盛り上がってしまった。

ふわふわのメレンゲは鍋の上で壊れないのか?すぐにしぼむのか?

私が友人と4名で訪問したのは都内の「赤から」渋谷宮益坂店。学生など若者たちですでににぎわっている店内では、どのテーブルでも赤から鍋を注文していました。そう、「赤から」といえば「赤から鍋」。ピリ辛味のスープがかなりクセになり、もやしや白菜などの野菜に、牛ホルモンやつくねなどの肉類も入って食材のバランスの良さも人気の要因です。

その「赤から鍋」をすでに熟知している私たちが互いに顔を見合わせ「これだね」とつぶやいたのが、卓上にあった月見鍋のPOP(写真上)。ふわふわのメレンゲと鮮やかな卵黄が見事に合わさったビジュアルに、心が躍りだします。

トマトのサラダ、ポテサラなど、おつまみも充実

1人前1,628円(税込)で、2人前から注文が可能。私たちは2人前の鍋をあえて2個注文して、メレンゲ2個、卵黄4個が付くように注文してみました。卓上コンロが2台運ばれてきました

生ビールで乾杯した後、お互いの近況報告をしながら丸ごとトマトのサラダ、きゅうりのおつまみ、ポテトサラダなどを味わって鍋が煮えるのを少し間待ちます。メレンゲのふわふわは鍋に乗せた後にどうなるのか、消えてなくなってしまうのか?それともはんぺんのように気泡の状態でそのまま固まるのか?期待が高まります。

赤からのきゅうりとおつまみと言えば赤きゅうと白きゅう。写真は白きゅう。

鍋が沸騰すると店員さんが鍋をかき混ぜてくれ、目を奪われるほど美しく泡だったメレンゲが卵黄とともに運ばれてきました。「ご自分でメレンゲなどトッピングをして楽しんでみてくださいね」と笑顔。言われるまま、まずはふわふわのメレンゲをそっと鍋に落とし込みます。

耳が短めのウサギが作れた!目を工夫するとかわいくなる?

2人前の月見鍋にメレンゲ1個と卵黄2個がついてくる。メレンゲの追加注文も可能

スープに流されてメレンゲが消えたり、つぶれたりすることは意外にないことが分かってから、卵黄を中央に慎重にのせました。「あら、意外に簡単!これは映えるね!」。みんなの笑顔がほころび、楽しいスマホ撮影タイムがスタート。さまざまな角度から月見メレンゲを撮影しました。

メレンゲはまるで雲がゆっくりと空に広がっているかのようで、見ているだけでも楽しい光景。

お月見鍋は意外に簡単に完成。ふわふわなのでたくさん食べても軽い

コンロの温度を中火〜小くらいにしておくと、スープの対流が穏やかなので、メレンゲが激しく流されることはない、と学んだ私たちは、今度は同じ要領でウサギを作ってみることに。お月見といえば月、月といえばウサギですから。

友人の中でも手作りアクセサリーが得意で器用な友人が代表となって、メレンゲをウサギ型に置いていきます。最初は中央に丸く平らに、次に両耳の部分をスプーンで慎重に伸ばしながら。

ウサギ?がなんだか、かわいいんですけど〜

次の瞬間、その友人は何か思いついたらしく、黙々と耳の辺りのメレンゲを広げて”月ポケット”を作り、手早くその中に卵黄を2個、落とし入れました。そして目の部分には先ほど注文した「つまみうずら」をトッピング。ちょうど刻んだ青ネギがうずらにかけられていて、それをウサギ型メレンゲの目の玉の部分に乗せると、あら、いい感じ、表情が豊かなウサギが登場したではありませんか!

「何か口になるようなものはないかな…」とつぶやくその友人に、もはや全員が機敏に反応。「トマトは?赤いけれど、口には大きすぎかな…」、「油揚げだと形が違うしね…」、「目の玉みたいに刻みネギを口のところに一列に並べてみるとか?」。アイディアはどんどん膨らみます。

まるで女子高生の会話のよう。「なんだか今、キャッ!キャ!しているよね、私たち。いい大人なのに」。気づけば全員が半立ち状態で、鍋を俯瞰していました。

その時、一番器用な友人が鍋からもやしを1本、引き上げました。「これだ!これ!これ!」。瞬時に全員の意見が一致。こうしてウサギの口にはもやし1本が配置され、口角が上がるように微調整され、見事にウサギのような?、いや、クマのような?かわいらしい動物が出現したのでした。

2つの鍋が完成し、撮影も終わったので、いよいよ実食です。一口目、メレンゲのふわっとした口当たりと、卵黄の濃厚なコクがスープと合わさり、これまでにないまろやかな味わいが口にいっぱい広がりました。

辛さはいつものように0~10番まで、11段階から好みの辛さのスープを選べます。私たちは3番と5番のスープを注文しましたが、辛さもちょうどよく、具材との相性も抜群。もし辛すぎであればメレンゲを多めに口に含めば辛さは多少和らぐので、通常は3番の辛さの人でも、この機会に5番に挑戦してみるのもいいかも。

月見とウサギができたら、次は富士山に挑戦してみようか!

チースリゾット。〆までちゃんとおいしい赤から

ふわふわなメレンゲに、「鍋でこんな食感は初めてだね。いくら食べても軽いよね」と驚きつつ、次から次へと箸が進みました。友人も「これはリピート確定だね」と笑顔を見せながら、どんどん食べ進めています。

「これ、家でも作ってみたいね。できるのかな?」と話ながら、〆のチーズリゾットとラーメンもあっという間に完食。かなり満腹になったのに会計時にはリーズナブルなので感動しました。

麺で〆ることもできる。ラーメン(写真)ときしめんから選べる

「赤から」の「月見鍋」は、メレンゲにより辛さが和らいで食べ味が軽く、自分で仕上げるクリエイティブな楽しさも魅力でした。最後にデザートを楽しんで、お腹も心も大満足な一日でした。次回はメレンゲを追加注文して、こんもりとうず高い富士山でも作ってみようかな。発想が大胆で自由な小さなお子様と一緒に家族で訪れても、かなり盛り上がりそうです。

「赤から」では月見鍋の販売期間の10月末まで、赤からオリジナル土鍋や赤から店舗で使用できるアプリクーポン(なんと1万円分も!)が当たる赤から月見鍋コンテストを開催中とのこと。10月末までの期間限定メニュー、また寒さが増した頃にもう一度味わってみたい♡皆さんもぜひこの機会に体験してみては?

【「赤から月見鍋」の概要】※価格はすべて税込み
商品名: 赤から月見鍋
※スープの辛さは0番~10番までの11段階から選べます
価格:1人前 1,628円(※2人前から注文可)/追加月見セット(メレンゲと卵黄) 319円
開催期間: 2024年9月2日(月)~10月31日(木)
実施店舗: 全国141店舗(全店)(北海道4店、東北13店、関東47店、中部37店、近畿20店、中国9店、四国9店、九州2店)