大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」でロバート・馬場×ASCイベント

2025年大阪・関西万博のBLUE OCEAN DOME(ZERI JAPAN)で、9月29日〜10月5日に開催されている「選んで守るサカナの未来 Week」。初日にはロバート・馬場さんをはじめ吉本芸人が登場し、笑いと学びを交えながらASC認証の養殖エビを使ったレシピ紹介や、未来の魚資源を守る取り組みを体験できるプログラムで会場を盛り上げました。

「選んで守るサカナの未来 Week」について

「選んで守るサカナの未来 Week」は、サステナブルシーフードを主流にすることを目指した1週間のプログラムです。大阪・関西万博のBLUE OCEAN DOME(ドームC)にて、9月29日から10月5日まで実施されています。

ロバート馬場×ASC「レシピと笑いと学びの時間」

 

 

初日の9月29日には、ロバート・馬場さん、ミサイルマン・西代さん、フースーヤが登壇するトークセッションが行われました。ASC川田直美氏と馬場さんのトークでは、ASC認証の意義や責任ある養殖について分かりやすく伝えられました。


馬場さんはASC認証ラベルの普及活動を行っており、その功績から感謝状も贈られています。この日、ASC認証エビを使ったオリジナルレシピ「エビの甘炊き」「エビのじゃがいもチヂミ」を紹介し、会場は笑いに包まれつつ学びの場になりました。

ASC認証の意義と現状

ASC(Aquaculture Stewardship Council)は、環境や地域社会に配慮した責任ある養殖を評価する国際的な団体です。ASCラベルは、生産過程の透明性と環境配慮を示す目印になります。

養殖の利点と課題

養殖魚は寄生虫リスクの管理や供給安定に寄与しますが、地域によっては環境負荷の課題も指摘されます。例えばエビ養殖に伴うマングローブの問題などです。ASC認証はこうした課題を抑える仕組みとして機能します。

消費者には、ラベルを確認する習慣を持つことが推奨されています。

笑いと学びで広がるムーブメント

このセッションは単発のショーではなく、行動変容を促す教育型プログラムの一部です。来場者は日常の選択が海の未来に繋がることを体感しました。Weekの他プログラムではアワード授賞式やサミット中継なども行われています。

イベント概要(要点)

・開催期間:2025年9月29日(月)〜10月5日(日)シーフードレガシー
・会場:夢洲 博覧会会場内 BLUE OCEAN DOME(DOME C)
・特別セッション:9月29日(初日)にロバート・馬場×ASCが届ける、レシピと笑いと学びの時間