明治屋が「バッファロー・トレース カクテルコンペティション」を開催!若きバーテンダーが競演
2026年2月に明治屋ホール(東京・京橋)にて、「BUFFALO TRACE COCKTAIL COMPETITION -NEXT POUR- THE FINAL」が開催されました。明治屋が輸入販売しているプレミアム・バーボン・ウイスキー「バッファロー・トレース」を使ったカクテルコンペティションで、全国の若手バーテンダーたちがその創造性と技術、情熱を競い合いました。ファイナリスト10名の最終選考会に潜入。
全国から130人以上のバーテンダーがInstagramで応募
左:明治屋 代表取締役社長 磯野市太郎氏が冒頭であいさつ。右:明治屋が輸入販売している「バッファロー・トレース」(右画像提供:明治屋)

今回が初開催となる本コンペティション、一次審査ではクラシックカクテルへの敬意を土台にしながらも、新たな創造性を加えた「イノベーションカクテル」を募集しました。
そのテーマは「バッファロー・トレース」の理念でもある“Honor tradition, Embrace change(伝統を尊重し、変化を受け入れる)”。
全国から次世代を担うバーテンダーたちの個性豊かなレシピがInstagramの投稿を通して多数寄せられました。
10名のファイナリストのうち3名が女性バーテンダー(画像提供:明治屋)

カクテルの味わい・バランス・創造性・テーマ性などが総合的に評価され、その中から10名のファイナリストを選出。
最終選考では時間制限が設けられ、審査員たちの目の前で一人ずつプレゼンテーションし、オリジナルのカクテルを披露しました。
審査の様子。バーテンダー界で高い評価を受けているトップ・プロフェッショナルたちが審査員を務めた。

審査員は4名。上の写真、右から順番に、
・木場進哉さん
審査委員長、夜香木(熊本県)オーナーバーテンダー
バッファロー・トレース ディスティラリー アンバサダー
・池上祐子さん
リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション セラーバー
バッファロー・トレース ディスティラリー アンバサダー
・村田和香菜さん
Tokyo Confidential バーマネージャー
・川久保安寛さん
Punch Room Tokyo / 東京エディション銀座 Director of Bars
これらバー業界の大先輩たちに実際に自分の作りたてのカクテルを味わってもらった後に、審査員たちからの質問に答えるという流れで競技が行われました。
会場の脇で観覧したメディア関係者にも、バーテンダーたちの気概や緊迫感がひしひしと伝わってきました。
発酵のニュアンスを取り入れた独創的なカクテルが優勝!
優勝した上口健斗さん(夜香木/熊本)と審査員たち(画像提供:明治屋)

「夜香木」の上口健斗さんは、日本の伝統的な発酵飲料・甘酒を独自に工夫した「ファーメンテッド麹リキュール」を準備して挑みました。
甘酒のような独自の風味とバーボン・ウイスキーの個性をどのようにバランス良くまとめたのか、会場の人々は上口さんのプレゼンを聞きながら興味津々。
競技後の歓談タイムで、筆者も実際にこのカクテルを味わいましたが、麹とウイスキーが見事に一体化して芳醇(ほうじゅん)で美味。この独創的なカクテルが最優秀に選ばれました。
上口さんは2021年から熊本の「夜香木」でバーテンダーとして勤務している(画像提供:明治屋)

上口さんはプレゼンテーションでも個性を発揮。ウイスキー名「バッファロー・トレース」は「バッファローの通る道」という意味であることにちなんで、競技中に審査員たちに立ち上がってもらい、数歩前に進んで“けもの道”を歩いてもらいました。
度胸のいる演出に観覧者たちは興奮しながら見守りました。
工藤壮真さん(THE LIVELY BAR 東京麻布十番/東京)とカクテル「Ambition Beyond」(左画像のみ提供:明治屋)

筆者が実際にバーに出かけてみたいと感じたのは、「THE LIVELY BAR」の工藤壮真さん。出身地である北海道の著名人、クラーク博士の話から始まり、クラシックカクテル「マミーテイラー」を再構築。
ご家族の話題なども飛び出し、オープンマインドで明るいお人柄がうかがえました。審査員たちに手製のメニューを配り、それをコースターとして使ってもらうユニークな工夫にも熱意を感じました。
中島悠輔さん(花伝/大阪)とカクテル「Trace Sour」(左画像のみ提供:明治屋)

最初の一口を味わった瞬間からとても印象的で、個人的に“自分の好み!”と感じたのは中島悠輔さんの「Trace Sour」。とても爽やかで飲みやすく、オリエンタルなレモンティーといった印象。すぐに2杯目をお代わりしたくなりました。
「バッファロー・トレース」はバニラや蜂蜜、オレンジやアンズのフルーティなアロマが広がり、長期熟成による芳醇な風味と、まろやかな飲み口が特徴です。
それにウーロン茶とシナモンのシロップ、レモンジュースなどを合わせてシェイクし、アップルスパークリングジュースを加えたカクテルでした。
アメリカ・ケンタッキー州北部のフランクフォートにあるバッファロー・トレース蒸留所。(画像提供:明治屋)

1755年に創業したバッファロー・トレース蒸留所は、禁酒法の時代にも蒸留酒の製造を許され、現在も稼働を続けるアメリカ最古の蒸留所。世界で最も多くの受賞メダルを獲得している蒸留所として有名です。
フロンティア精神を大切にしながら革新を重ね、バーボン・ウイスキーの人気をけん引する「バッファロー・トレース」。
その歴史と伝統、革新の精神をたった1杯のカクテルで表現し尽くした若きバーテンダーたちに、観覧者からは大きな拍手が送られました。ウイスキーとカクテルの新たな可能性に満ちあふれた会場は、熱気に包まれました。












