幻想的な世界感は圧巻!岐阜県 夏の風物詩「ぎふ長良川の鵜飼」鵜匠さんの一日に密着
1300年以上の歴史を誇る、岐阜県 夏の風物詩「ぎふ長良川の鵜飼」。毎年5月11日~10月15日までの期間、毎夜休まず開催される「ぎふ長良川の鵜飼」。鵜匠は、家に生まれた男性しか就けない代々続く「世襲制度」にて親から息子へと受け継がれています。今回は、「宮内庁式部職鵜匠」杉山秀二氏に、お話を聞かせていただきました。
鵜匠は、皇室に納めるための鮎を獲る特別な職務を担う国家公務員
ぎふ長良川鵜飼の鵜匠は、1890年から「宮内庁式部職鵜匠」という、全国で唯一、皇室に納めるための鮎を獲る特別な職務を担う国家公務員です。
「宮内庁式部職鵜匠」は全国で9名のみ
「宮内庁式部職鵜匠」に任命されているのは、全国でぎふ長良川鵜飼の6名・小瀬鵜飼の3名の合計9名のみ。杉山秀二鵜匠宅にて、鳥屋にて鵜を特別に見学させていただきました。
朝6時から始まる一日
毎年5月11日~10月15日までの期間、毎夜休まず開催される「ぎふ長良川の鵜飼」。鵜匠さんたちの一日は、早朝の鵜のお世話からはじまります。
鵜の健康チェック
夜の鵜飼に向けて、一羽ずつ仕草や身体の様子の違いを見極め、鵜匠さんによる鵜の健康チェックは毎日欠かさず行われております。
鵜飼に使用する鵜は、野生の海鵜
鵜飼に使用する鵜は、日本で唯一捕獲を許れている茨城県日立市 伊師浜海岸からやってきた”野生の海鵜”。鵜が一人前になるまでは、約3年ほどかかるそうです。
一生同じペアで生涯を送る
漁に出る鵜は、それぞれペアが決まっており、同じ籠に入り生活しています。一度決まった鵜のペアは一生終わるまで、変わることはありません。
水浴びの時間
健康チェックが終わると、水浴びが始まります。籠から一羽一羽、飛び出す鵜たちは、水の中へダイブしたり、泳いだりと伸び伸びとした時間が始まります。
のんびりと過ごす自由時間
自由時間の中にも、異なる縄張りがあり、一定の時間が経過すると、不思議とそれぞれのペアに別れて羽を広げたり、時折小競り合いをする瞬間などが拝見できました。
身体の変化に目を配り体調管理
水浴び中も、毛艶などから鵜たちの身体の変化を見逃さないよう、健康に目を配りながら、リラックスした時間を漁が始まる夕方ごろまで過ごします。
神秘的な魅力を持つ鵜
間近で見る鵜たちは、澄み切った青い瞳、全身を覆う艶めく黒い羽、頭にふわりと綿帽子を被るような薄い毛、時折り見せる可愛らしい表情は夜の顔とは一変し、二つの顔を持つ神秘的な魅力に溢れていました。
鵜匠 杉山秀二鵜匠からのメッセージ
鵜の体調管理を心掛けて、5月11日~10月15日までの期間、休むことなく開催される「ぎふ長良川の鵜飼」へ足を運んでいただき、実際の鵜飼を目でか見て喜んでいただければと思っております。
夕暮れ時から観覧船が川へ並び、打ち上げ花火の合図と共に始まるぎふ長良川の鵜飼」。幻想的な光景は、日本の歴史ある伝統と素晴らしい自然が育む、唯一無二の体験。
岐阜観光・女子旅・夏休みのお出かけに「ぎふ長良川の鵜飼」、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
岐阜市鵜飼観覧船事務所
岐阜県岐阜市湊町1-2
058-262-0104
※詳しくは、岐阜市鵜飼観覧船事務所公式ホームページをご覧ください。