1921年(大正10年)創業、多角化をあえてせずただひたらすらに海苔にこだわり、単品主義を貫き今年102年目を迎えた｢ニコニコのり株式会社｣。おにぎりや手巻き寿司など日本人の食卓には欠かせない“海苔”。2023年秋季新製品は、人気の韓国グルメを自宅でも楽しめるキンパ専用の韓国味のりや、チュモッパ用のジャバンのり、九州有明海産海苔にこだわった焼ばらのりなど、どれも簡単でおいしくいただけます。

2023年秋季新製品 全9点

9月1日発売予定(一部製品は7月1日に発売済)。

キンパ用韓国味のり 5枚

韓国風のり巻き･キンパ専用の韓国味のり。※7月1日発売済

チュモッパ用ジャバンのり 40g

ご飯に混ぜるだけでチュモッパが簡単に作れる用途訴求型ジャバンのり。

味のり3切15枚K/焼のり3切15枚K/塩のり3切15枚K/手巻のり16枚K

良質な韓国産原料を使用したお手頃価格のシリーズ。

大豆ミートののっけみそ

ニコニコのり初!｢大豆×海苔｣という健康素材のありそうでなかった組み合わせ。

うまかめし用ばらのり 10g

海苔屋おすすめ!うまかめしに特化した焼ばらのり。

イラストのり お文具といっしょ 6枚

SNSやYouTubeで人気の癒やし系キャラクター“お文具”を、レーザーカットで海苔にデザイン。

歴史的国産海苔原料大幅減産からの戦略

代表取締役社長 白羽清正氏

白羽清正代表取締役社長自ら登壇し、国産海苔養殖の総括、ニコニコのりの商品販売動向や今後の商品戦略について説明がありました。

降水量減少や温暖化、暖冬などによる海水温の上昇、漁業経営体の減少に加え、赤潮の発生が海苔の色落ちの原因になり、現在は九州有明海産海苔の大凶作や海苔原料の価格高騰が続いています。

さまざまな物価高騰の情勢下でも手に取りやすい価格展開を目指し、ニコニコのりならではの食提案、海に頼らない新しい海苔の生産方法などを模索していきますと、国産海苔への厚い思いをはなされていたのが印象的でした。

韓国料理研究家 キム ヨンジョン氏による調理実演

軽快に韓国では誰もが知っているというキンパの歌の日本語バージョンで登場した韓国料理研究家･キム ヨンジョンさん。

日本で紹介される韓国料理が、日本風になっていることに疑問を感じ、2010年にブログ“韓国家庭料理レシピ[眞味]”を開設し、あっという間に yahoo/Google 検索一位を記録。

2011年には韓国料理教室を開校し、“お店に負けない韓国料理”をモットーに本場の味を伝え、2020年に開設したYouTubeの登録者数は約12万人と、活躍の場を広げている人気の韓国料理研究家です。

発表会ではキンパ の調理実演もあり、1枚につきごはんは130gが適量。
韓国では胡麻油を海苔に塗りますが、ニコニコのりの韓国味のりは最初から油と塩がついているので、好きな具材を巻くだけで簡単にキンパが完成します。

日本の味噌でも簡単にタレができます!
炒めた人参を多めにいれるのが、彩りも良くなるだけでなくおいしさのコツ。

その他、キム先生考案のキンパ用韓国味のり/チュモッパ用ジャバンのり]を活用した海苔を使ったアレンジレシピの紹介もありました。

どれも混ぜるだけでいつものメニューが美味しく仕上がる、新提案メニューです。

海苔を使ったアレンジメニュー

ニコニコのりのホームページに掲載されている海苔を使ったアレンジメニューは、どれもまねしたいものばかり。

特に、｢折りたたみキンパ｣はパタパタと折りたたむだけ簡単なので、小さいお子様と一緒に作れて見た目も華やかなこともあり、SNSでも話題のメニューです。