【東京隠れ家グルメ】絶品!末広町のフレンチレストランを紹介します。

フレンチと聞くと「ソースがたっぷりでくどいのでは?」とか、「気軽には行きにくいな。」というイメージがまだまだ皆さんの中にもあるのではないでしょうか。日本ではイタリアンが気軽に楽しめるイメージで人気ですが、実はフレンチもカジュアルに楽しめるお店がいっぱいあります。今回はそんなフレンチレストランの一軒“a tabel(アターブル)”を紹介します。

クラシカルな雰囲気の街のフレンチレストラン

a tableの外観1シックでクラシックな外観

お店は、銀座線の末広町駅から徒歩4分、JRお茶の水駅と千代田線の湯島駅から徒歩6・7分と、3線からアプローチできる好立地にあります。

赤と緑が基調のシックでクラシックな外観が、正統派フレンチレストランといった、たたずまい。
余談ですが、ショーケースに並んでいるケーキもどれもとってもおいしいですよ!

素材にも調理にもこだわりを感じるお料理の数々

a tableのスペシャリテ前菜(1)看板メニューのパテクルート

レストランには初めての訪問でしたので、お料理はア・ラ・カルトでオーダーしました。

真っ先に選んだのはこちらのパテクルート。2021年のパテクルート世界選手権で3位入賞した看板メニューです。

パテを生地で包んで、乾燥しないようにコンソメのジュレを詰めているそうで、燻製した鶏の内臓や豚肉、フォアグラの他にピスタチオなどのナッツ類も入っています。

パテはしっとりとしていて食感も重すぎず、パテとまわりのパイが見事に一体となって味わえます。
燻製の香りも香ばしく、見た目はどっしりしていますが軽く食べられる、さすがのおいしさでした。

a tableに来たらぜひ食べていただきたい一皿です。

a tableのアミューズ2アミューズ

順番が前後しましたが、最初に出てくるアミューズは、人参のムース、フォンドボーのジュレ。

人参のムースは全く嫌みのない優しい甘さ、その上のフォンドボーのジュレはしっかりと味が濃いのにしつこさがありません。

上に乗ったシソの花の香りがとても爽やかで、洋風の味にもとてもマッチしていました。

a tableのミキュイ前菜(2)サーモンのミキュイ

前菜に選んだのは、スコットランド産サーモンのミキュイ。
「ミキュイ」は、生で食べられる食材を半生に仕上げたお料理のことです。

塩と砂糖でマリネをして絶妙な半生状態に仕上げられたサーモンは、とっても柔らかくて歯がいらないくらい!

シマシマに飾られたほうれん草とマヨネーズのソース、そして上に乗ったレモンの泡もサーモンとの相性もバッチリです。

a tableのコーンスープ前菜(3)トウモロコシの冷静グルート

前菜は2品がちょうどいい量、とお店の方に教えていただいたのに、どうしても食べたくてオーダーしてしまいました。トウモロコシの冷静グルーテです。

トウモロコシの冷静スープの中に、オマール海老のジュレとズワイガニの実が隠れています。
トウモロコシはとっても甘く、オマール海老とズワイガニの出汁が濃い!

上に浮いているのはキャラメルポップコーン。シェフの遊び心だそうですが甘みがとてもいいアクセントでした。これは欲張ってオーダーして正解。
季節のメニューはその時だけのものなので、迷ったら食べる、が鉄則ですね。

a tableの仔牛メイン(1)仔牛のロースト

メインはお肉を2品。1品目はブルターニュ産仔牛のローストです。
エルブドプロバンスというスパイスの衣がついていて、さまざまなハーブの味と香りがしっかり染みたローストは、お肉はびっくりするほど柔らかくておいしい!

付け合わせは女性の大好きなマッシュポテト。付け合わせだけでいただくのはもったいないおいしさです。

サプライズに満ちたメイン料理2品目

a tableの仔羊メイン(2)仔羊の岩塩生地包み焼き

もう1品のメインは、仔羊背肉 岩塩生地包み焼き。
この仔羊のお料理、岩塩の生地に包まれてテーブルに登場します。その時のお写真がこちら。

a tableの仔羊2岩塩生地に包まれた仔羊肉

迫力、伝わりますでしょうか?ドーン! と木の板に乗って登場したときは、思わず歓声をあげてしまいました。

この後、人数分に切り分けてサービスしてくださいますのでご安心ください。
そして、この仔羊のメニューにはもう一つサプライズが。

a tableのグラタンつけ合わせのグラタン

なんとなんと、ストウブのグラタン鍋で熱々に焼かれたグラタンが、つけ合わせとして出てきます!こんな豪華なつけ合わせは初めてです。お店の方が最初にオーダー数をアドバイスしてくださった理由がわかりました。

メニューによってはつけ合わせが想像以上にゴージャスなんですね!
こちらのグラタンもチーズがとろけていて本当においしかった。けれど、正直おなかがいっぱいになりすぎて完食できませんでした。

おなかはいっぱいながら、なぜか女性には不思議な「別腹」がリアルに存在します。
グラタンを1/3ほど残してしまったのに、デザートはしっかりオーダーです。

a tableのデザートデザート

宮崎県産 完熟マンゴーのタルト、ミルクジェラート添え。こちらは数量限定のデザートです。
タルトの上にジューシーでとっても甘い宮崎県産のマンゴーがたっぷり、ドーム状のホワイトチョコレートで覆われています。
一口、食べただけでわかるマンゴーの新鮮さ!こちらはきれいに全部いただきました。

最後にテーブルに届く、すてきなサプライズ

a tableのチョコレート宝箱に入ったショコラ

最後のコーヒーと一緒にテーブルに届く宝箱。開けてみるとおいしそうなショコラが入っています。
宝箱とはなんとすてきな演出でしょう!宝箱を開けるのに大盛り上がりでした。

ショコラは、ハート型がラム酒、四角いのがはちみつとナッツです。どちらも本格的なショコラでとってもおいしかった。

本当にどれもとってもおいしくて、近所にあったら通いたいくらい。
ワインもいっぱいそろえているそうですので、ワインが好きな方にもおすすめです。
特に女子会やワインが好きな方の集まりにおすすめしたいお店です。