軽井沢のスペインレストラン「ホセ・ルイス軽井沢」で優雅にお洒落ランチ♪
軽井沢にあるTWIN-LINE HOTELというホテルの一階に併設されているこちらのお店「RESTAURANT José Luis KARUIZAWA」は、2020年7月3日にオープンしました。2019年に渋谷スクランブルスクエアに日本初上陸し、軽井沢の店舗は2号店です。宿泊者以外でもレストラン利用が可能となっているため、今回ランチにてお邪魔してきました。
RESTAURANT José Luis KARUIZAWA
TWIN-LINE HOTEL軽井沢一階に併設するホセ・ルイス軽井沢
広々とした店内はお洒落で開放感があります。座席は全63席で、隣の席との間隔も広くとてもゆったりと過ごせ、個室も完備している様です。
奥にはバーカウンターがあり、ランチタイムはそちらでソフトドリンクやコーヒーが提供されていました。
ランチは、6種類のメインからお好きなもの一つを選ぶ2,500円のコースがありました。
サラダ・タパス&ピンチョスのプレートとドリンクがセットです。
料理が運ばれてくるまでは、セットドリンクのグレープフルーツジュースを飲みながら会話を楽しみつつ優雅に待ちます。
メニューをご紹介♪
サラダ・タパス&ピンチョス
初めに、サラダとタパス&ピンチョスのプレートが運ばれて来ました。
彩り豊かな野菜のピクルスや、生ハムを使ったものなど、いろいろな味が楽しめます。見た目もオシャレで気分が上がりますね。
名物濃厚海老出汁のフィディワ
続いてメインの一つ、名物濃厚海老出汁のフィディワ。まず目を引くのが海老の下にあるもの。これは一体何?
実はパスタなんです。フィディワとはお米の代わりにパスタを使ったパエリアの事。
その見た目のインパクトに圧倒されますが、食べてみると驚き。細かくなったパスタに海老出汁がしっかりと染み込み、うまみが詰まっていてすごく美味しいんです。
一部は少しだけ焦げていて、パリパリとしていてそこもまた美味しい。まるでおこげの様な味わい。
付け合わせでマヨネーズソースが付いてくるので、お好みでフィディワにつけて食べます。ジャンキーな味に変わり、これもなんだか癖になるおいしさ。
トリュフのスフレトルティージャ
こちらもメインの一つ、トリュフのスフレトルティージャ。これは一体何?と、思わず先程と同様のリアクションになってしまいます。
こちらはなんとオムレツなんです。白い泡の様なものの正体は卵。ふわふわのスフレ状になるまで泡立てた卵の下には炒めた玉ねぎやじゃがいもなどの具材が敷き詰められています。
トルティージャとは日本でいうスパニッシュオムレツの事。スフレトルティージャとはその名の通り、スフレ状にした卵のスペイン風オムレツの事なんです。
そして卵の上にはたっぷりのトリュフ。ふわふわのスフレトルティージャにトリュフの香りが良く、まさに新感覚新食感。卵にもうまみのような味がついていて、軽い食感ですが味わい深くおいしい。
バスク風チーズケーキ(+400円)
ランチコースに+400円で、デザートのバスク風チーズケーキを付けられます。
バスク風チーズケーキといえば、表面が焦げたようなチーズケーキを創造しますが、こちらのお店のバスク風チーズケーキはそんな想像をかき消します。
そのビジュアルはまるで新スイーツ。しかし食べてみると、しっかりバスク風チーズケーキなんです。
ただ、今まで食べてきたバスク風チーズケーキとは一風変わっていました。それは合わせたトッピングにあります。
上に乗っている白いものの正体はクリームチーズ味のアイスクリーム。チーズケーキにチーズ味のアイス。
味が似てるしどうなんだろう・・・と思って食べてみると、ぎっしりと濃厚なバスク風チーズケーキに、爽やかなクリームチーズアイスがすごく合っていて、同じチーズでも全く違う良さがありました。
それから黒いものの正体は砕いたココアクッキーでした。ケーキとアイスにクッキーのザクザクとした食感がいいアクセント。ココアのほろ苦さが、甘すぎないケーキに仕上げてくれています。
セットドリンクはセルフサービスでおかわりが何度でも可能なので、コーヒーと一緒にバスク風チーズケーキを楽しみました。
最後に
1957年、スペイン・マドリードにオープンし、60年以上にわたって市民に愛されてきたレストラン「ホセ・ルイス」。
今では、スペイン国王一族も長年にわたって通い続けるレストランとしても知られ、味だけでなく見た目にもこだわった、伝統と革新の両方を大切にする料理を提供し続けています。
どの料理もテーブルに運ばれてくると、初めて目にするその衝撃の見た目に驚き、そして食べてみると想像をこえるおいしさにまた驚きました。
正直あまりなじみのないスペイン料理でしたが、今回じっくりと堪能してみてスペイン料理の奥深さに魅了されました。
自然の恵みを率直に料理するために味のベースはニンニクとオリーブオイルが使われ、ソースに凝るよりも新鮮な素材そのものを味わう料理が多いんだそうです。今回のタパス&ピンチョスだと、さまざまな食材が使われつつもシンプルな味付けだったり。
スフレトルティージャは卵の下にある食材のうまみやトリュフの香りも感じられ、フィディワはたっぷりと海老の出汁を吸い込んだパスタが香ばしく炊き上げられ本当に美味しい。
また、国土の多くが海に囲まれているため、海の幸が使われるのもスパニッシュの特徴とも言えます。
和食はもちろん、イタリアンや中華などに比べると、あまりなじみの少ないスペイン料理ですが、こうやって食べてみるとどれもすごく美味しくて健康的だということに気づきました。今度は宿泊も兼ねてお邪魔したいですね。
詳細
所在地:〒389-0100 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-11 軽井沢駅より徒歩7分(500m)
電話番号:0267-42-2121
営業時間:モーニング 7:30~10:00(L.O.10:00)/ランチ 11:30~14:30(L.O.14:00)/ディナー 17:00~22:00(L.O.20:30)/バー 18:00~23:00(L.O.22:00)
日曜営業