お茶といえば静岡県。さまざまな個性を持ったお茶が存在しますが、今、話題なのは何と言っても掛川茶。将棋の藤井聡太さんが、王将戦の対局中におやつとして食べたことがキッカケで大ブレイクした掛川茶スイーツがCHABATAKE(ちゃばたけ)。話題が話題を呼び一時は、1カ月待ちの幻のスイーツに!そんなCHABATAKEと掛川茶はさらなる進化を遂げていました。

竹の丸スイーツカフェ

江戸時代から代々掛川城下で葛布問屋を営んでいた松本家が明治36年に本宅として建てた｢竹の丸｣。掛川藩の御用達で、名字･帯刀も許可され、明治時代には掛川の財界を代表する有力者に。

松本家が東京へ引っ越した際に竹の丸は(旧)掛川町へ寄贈され、今は掛川市の文化財になっています。そんな貴重な建物で話題のCHABATAKEはいただけます。

藤井聡太さんも食べたCHABATAKE

CHABATAKE 価格:500円(税込)

こちらが話題のCHABATAKE。
見た目は鮮やかなグリーンで強そうですが、ふわっと優しいお味です。地元で収穫された不知火のコンフィチュールの酸味がナイスアクセント!

JA掛川市さんとのコラボスイーツでもあります。構成は上から…
･掛川茶を使用した茶畑風ダコワーズ
･掛川茶を使用したお茶生地
･掛川産抹茶のクリーム
･お茶生地
･抹茶クリーム
･お茶生地
･掛川産不知火のコンフィチュール
･パリパリチョコ

竹の丸スイーツカフェを初めて訪れた際は、CHABATAKEは必食です!

掛川抹茶のフィナンシェに驚愕!

フィナンシェ(掛川抹茶&プレーン) 価格:500円(税込)

発酵バターがジュワッと芳醇なプレーンフィナンシェ。

掛川抹茶のフィナンシェは、CHABATAKEと同じく地元の不知火コンフィチュールがアクセントになっています。

筆者は、口にして固まった!濃厚な掛川抹茶がふんわりと鼻に抜けて、目を閉じればそこは茶畑。後から不知火の酸味が追いかけて来て掛川抹茶とミックスされると爽やかな風が吹きました。
今まで食べて来た抹茶系の焼菓子でNo.1かもしれません!

とろりんソースのマカロン

マカロン(掛川茶･掛川紅ほっぺ･掛川産不知火) 価格:500円(税込)

マカロンは、掛川茶･掛川産不知火は定番でもう1つは季節のフレーバー。この日は、掛川紅ほっぺでした。

中のクリームがとろっ♩
こんなとろっとしたクリームのマカロンは初めて。フィナンシェに続き、マカロンにも感動です。

夏の風物詩 かき氷 〜CHABATAKE氷〜

CHABATAKE氷 価格:ほうじ茶付き1,300円(税込)

大人気、掛川茶スイーツCHABATAKEに変身!
掛川茶をふんだんにふんだんにふんだんに使ったかき氷。濃いグリーンの抹茶シロップはオリジナルで、甘みは限りなく控えめでまるでお抹茶。

トッピングの特製不知火ソースは、ケーキのCHABATAKEや、フィナンシェにも使われている地元の不知火です。

トッピングには練乳も。抹茶が抹茶ミルクに変化します。かき氷はたっぷりなのでこうして味を変えて楽しめるのは嬉しいですね。

抹茶と相性が抜群の粒あんもトッピングに並んでいて最高の布陣です。

そして注目すべきは追い抹茶。てんこ盛りでたっぷり!全部かけたら絶賛抹茶で酔い!の、抹茶Lovers悶絶のナイスな掛川抹茶のかき氷。この夏の大本命は、CHABATAKE氷に決まりですよ!

おなかを満たしたら2階へ

掛川茶のスイーツでおなかが満足したら、近代和風建築をゆっくり見学できる2階へ上がってみてください。

美しい建具や欄間、取っ手などの小物に至るまで、材や意匠が素晴らしくうっとり。これは京都にも負けていないのでは?と、静岡県出身の筆者は誇らしくなりました。

外に目をやると、東海の名城と名高い掛川城が!
嘉永7年安政の東海大地震により天守閣など大半が損壊し明治2年に廃城となっていましたが、掛川市民が大奮闘!天守閣は平成6年に木造で再建され、日本初の本格木造天守閣として美しい姿を取り戻していますよ!

さあ、掛川へ出掛けよう！

藤井聡太さんが食べたCHABATAKEやその進化スイーツ、とっても魅力的ですよね。
CHABATAKEはお取り寄せも可能ですが、歴史を感じる竹の丸スイーツカフェで堪能するのが断然おすすめです!

竹の丸スイーツカフェ
住所:静岡県掛川市掛川1200-1
電話番号:0537-22-2112
営業時間:11時〜17時(ランチは14時まで)
定休日:無休