愛知が誇る!地産知称のエンターテインメントフレンチレストラン
活気に満ちた文化地区であり、名古屋テレビ塔、オフィスビルがそびえている「伏見駅」。そんな「伏見駅」にある全力でオススメしたいフレンチレストランを紹介します。一皿一皿がまさに芸術作品!味も盛り付けも演出も何もかも楽しませてくれる、1度行ったら虜になる!そんなお店の名はRESTAU K YAMAUCHI(レスト ケイ ヤマウチ)。この記事を読んであなたも「レストケイヤマウチ」の虜になってください♪
コンセプトは「地産知称」
「レストケイヤマウチ」はミシュランガイド愛知2019で“ミシュランプレート”のお店として紹介されており、メディアに取り上げられるなどして話題になりました!
世界中の食材が容易に手に入る世の中だからこそ、地元の食材にこだわりを持ち、愛知で生まれた食材を知ってもらいたいという思いから「地産知称」をテーマにしているそうです。
こちらではそんな愛知の素材が最大限に生かされたお料理がいただけます。
愛知県産の食材へのこだわりは誰よりも強く感じますね♪
お店は名古屋市中区錦、地下鉄丸の内駅からは徒歩5分、伏見駅からは徒歩6分、栄駅からは徒歩7分と駅の中間地点に位置しており、錦カナアンビル3階にあります。
※入って奥左にエレベーターがあります
えんじ色の猿のロゴが目印です♪
特別感の溢れる内装
シックで洗練された、魅力が溢れる空間となっており、ここに居るだけで特別感を味わえます。
(1日1組限定完全個室)提供:RESTAU K YAMAUCHI
テーブル席の他に1日1組限定完全個室シェフズカウンター席(2~4名)があるのですが、なんとキッチンが丸見え!
調理工程・スタッフの方の動き・会話・パフォーマンスの全てを見られるという、他ではなかなかない特別感を味わえるんです!
※9月分シェフズカウンター席は満席なので予約を取りたい方は早めの予約をオススメします。11月分の予約は9月1日からです。
エンターテインメント性のコース
テーブルの上に置かれたコース内容
よく見ると食材しか書いていない…
そうなんです!!こちらでは料理名を載せず、食材しか載せていないんです!
そうすることによって「この料理はどんな料理なんだろう?焼き物かな?蒸し物かな?」などと楽しませてくれます♪
最初はアミューズ(amuse)。アミューズはもともと「お楽しみ」を意味する言葉で、フランス料理では「おもてなし」「空腹を和らげてください」という気持ちを込めて出される小品料理のことです。
今回のアミューズは4種類。
「古代米 パプリカ」(左上) 「海苔 白海老」(右上)
「蛤 アーモンド」(左下)
どの料理もメニューから想像ができないものばかり!
特に「ビール 枝豆」と聞くと、居酒屋、おつまみセットのイメージですが、どこにもビールも枝豆も見当たらない…
実は皆さんが思い描いているビールや枝豆の姿ではなく、クラフトビールのマカロンに枝豆のムースが挟んであるんです!
こんな面白い発想誰も思いつきませんよね!
シェフの遊び心があふれる「レストケイヤマウチ」のアミューズは多くの人を魅了させます。
その他の料理の詳細は実際に足を運んで味わっていただきたいので内緒にしておきます♪
一品一品が芸術のコース
お次は前菜(オードブル)です。
口に運んで食感にびっくり!
つるつるっとしたゼリーに、ぱりぱりの紫蘇。その下には香ばしい鰹が隠れています。
見た目が可愛らしく華やかで1つのアート作品のよう!食べずに飾っておきたいくらいです!
スープ料理にいく前にパンが運ばれてきましたよ!
運ばれてきてびっくり、吊るされた姿でご登場。
パンがこのような姿で運ばれてくるのはここ以外見たことがないので驚きが隠せません!
そしてこのパンが本当にふわふわ、アツアツで美味しくて、楽しみの一つでもあります♪
なんと嬉しいことにおかわりが出来るんです。ハーフサイズでももう一つでも!
おなかと相談しておかわりしてみてくださいね♪
お次はスープ料理です。ここからがいよいよメイン料理です。メイン料理の始まりはスープからってご存じでしたか?
訪問したのは夏ですが温かいスープ。店内は冷房が効いているため、あえて温かいスープにしたというシェフの優しい心遣い。
ケールといえば、熱に強く、栄養価が優れていることから「緑黄色野菜の王様」として有名ですよね。サラダや炒め物で使われることが多いですが、これは…チップス?
ケールをチップスのように薄く焼き上げることにより苦みもなく、そのままでもスープに浸しても美味しくいただけます。
その下には神経締めの名人「風間」さんによる鰻。全部血抜きをするのではなく、少しだけ残すことによって味が変わるそうですよ!
何度も血の量を調整してようやく完成したものがこちらなんですね。
この料理だけではなく、すべての料理が何度も試作を繰り返して生み出されたものだと思うと深いですね。
お皿にもこだわる「レストケイヤマウチ」
最初のメインディッシュ、魚料理(ポワソン)です。
木皿に黄色が映えますね。
これまた面白い組み合わせで、金目鯛にとうもろこしのソースは合うの?と思いますが、びっくりするくらい合うんです!
むしろこの組み合わせを知ってしまったら金目鯛のパートナーはとうもろこししかいない!と思うくらい。
さて、フルコースの最大の見せ場の肉料理(ヴィアンドもしくはアントレ)です。
魚料理のお皿と異なり陶器のお皿。色は濃く、木目がはっきりしていて薄いピンク色、緑色が映えますね!
「レストケイヤマウチ」は必ずと言ってもいいほどメインの肉料理にマデラソースがかかっております。
このソース、どのお肉だけでなくガルニチュール(付け合わせ)とも相性が良くて、何につけても美味しい魔法のソースと思っております♪
その他にもビーツと味噌のソース、スモークマスタード、黒ニンニクとレーズンのソースと3種類のソースがあり、いろんな味が楽しめます。
新食感本格デザート
楽しいコースも終盤。お次はデザート(デセール)です。
こちらは西瓜を使ったデザートに泡立てた抹茶がかかっております。
西瓜を使ったデザートは、やはりそのままの西瓜には勝てないと思っていたのですが…
これはそのままの西瓜、それ以上に美味しい!
底には西瓜ゼリーもあり、爽やかでお口直しの役割を果たしてくれました。
こちらもデザート(デセール)です。
朝食をデザートで表現した一品。朝食をたった一つのお皿の上で完成させてしまうとは、驚きですね!
口当たりも軽くさっぱりして美味しく、思った味と違って驚かされました。
ヨーグルトはプレーンではなくラムネ風味のエスプーマ状でシュワシュワの食感が面白く、ミントが良い役目を果たしてくれています。
その隣は「ハーブティーの女王」と呼ばれているベルベーヌ風味のブルーベリーのソルベ。
そしてさらに驚かされたのは、野菜を使っているんです。デザートに野菜が合うと想像もつきませんでした。
ヨーグルトの下にはブルーベリーと紫キャベツのジュレに、そのシロップで漬けた冬瓜が隠れていたのです。
一見、合わなさそうですが、全然違和感がない、むしろ美味しいんです!
毎朝、こんなぜいたくな朝食が出てきたら幸せですね♪
ぜんぶ食べたい!一口サイズの小菓子
そしてコースの最後、コーヒもしくは紅茶と小菓子(カフェ ブティフール)です。
写真のように運ばれてきますので、お好きなお飲み物とお好きな小菓子を選びます。
私は食いしん坊なので小菓子は全種類お願いしました。
最近では「レストケイヤマウチ」のオーナーシェフである山内シェフが監修されたお店「ばぁむくぅへん研究所」のバームクーヘンもいただけます!
どれも美味しいんだけれど、私のお気に入りは「味噌のブラウニー」「抹茶のカヌレ」「バームクーヘン」です!
味噌スイーツがこんなにも美味しいと教えてくれたのは「レストケイヤマウチ」でした。
(余談なのですが、「レストケイヤマウチ」のオンラインショップにある味噌・味醂・黒トリュフの三種類のチーズケーキが絶品なのでぜひ食べてみてください)
カヌレも周りがカリカリで中がもっちりしていて美味しくて、バームクーヘンはお店まで買いに行くくらい大好きです。
(こちらもオンラインショップで購入できます。)
「レストケイヤマウチ」ではデザートプレートもお願いできます。
誕生日、結婚記念日などの記念事にお店を使われる方が多いようです。
お花の上に選んだ小菓子を乗せてくれます。見た目も華やかで喜んでもらえるサプライズですね♪
おわりに
「レストケイヤマウチ」は芸術性のある料理やパフォーマンスだけでなく、シェフの気遣い、スタッフの素晴らしい配慮、接客により最高な時間を過ごせます。
メニューは大体2カ月で更新されるようです。
「レストケイヤマウチ」はどんな時に行っても楽しませてくれる、そんな創造フレンチレストランです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
長々となってしまいましたが、コースは全部そろってようやく一つのものができあがるものだと思っておりますので、全てのメニューを紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
この記事を読んで「レストケイヤマウチ」の虜になってしまったのではないでしょうか?
詳しくはお店のホームページをご覧ください。
協力してくださった「レストケイヤマウチ」の皆様ありがとうございました。
RESTAU K YAMAUCHI(レスト ケイ ヤマウチ)
住所;愛知県名古屋市中区錦2-12-21錦カナアンビル3F
電話番号:052-222-6252
予約可否:可(お席の指定はいたしかねます。)
営業時間:ランチ12:00~15:00(L.O.12:30)/ ディナー17:00~22:30(L.O.19:30)
定休日:火曜日