“日本ワインコンクール2023”の受賞ワインだけを自宅で試飲!9月16日(土)より発売開始

今年で19回目を迎える「日本ワインコンクール」が先日開催されました。国産ぶどうを100%使用して国内で製造された「日本ワイン」のみを対象にした国内唯一のコンクール「Japan Wine Competition」(日本ワインコンクール)。今年は4年ぶりにフランスやイギリスなど海外4カ国からも大学教授や専門家を招へいし、7月には審査会、9月には表彰式や受賞ワインの試飲会も開催されました。最新情報をお届け!

約700種のワインから選ばれた国産ぶどう100%使用のワイン

日本ワインコンクールのイメージ1金賞を受賞した18社のワイナリーが参加した表彰式の様子

今年は過去最多となる全国123のワイナリーから709本が出品し、「甲州」や「欧州系品種」、「スパークリング」など12の部門から、部門ごとに部門最高賞10銘柄・金賞28銘柄・銀賞71銘柄・銅賞119銘柄・奨励賞65銘柄・コストパフォーマンス賞4銘柄が選出されました。

「北米系等品種 白」部門で金賞が選出されたのは、今年が初めてのこと。

初の金賞となった「北米系等品種 白」部門の2種
1.部門最高賞「TOMOE デラウェア 2022」(2022年 株式会社広島三次ワイナリー 広島県 下の写真右)
2.「ナイヤガラ やや甘口」(2022年 天橋立ワイン株式会社 京都府 下の写真左)

日本ワインコンクールのイメージ2初の金賞となった「北米系等品種 白」部門の2種

受賞数の多い都道府県(醸造地別)では、山梨県のワインが94銘柄・長野県が66銘柄・山形県が28銘柄・北海道が24銘柄…の順となり、大阪府と京都府のワイナリーが初めて金賞を受賞したことも話題になりました。

9月2日に山梨県内で開催された受賞ワインの一般客向けのテイスティングセミナーには、100名近くもの一般のワインが好きな方が参加。10種の試飲と10ワイナリーの話がうかがえました。大阪府で初の金賞受賞となった飛鳥ワイン(大阪府羽曳野市)製造部 醸造責任者の福井哲史氏も登壇され次のように話されました。

日本ワインコンクールのイメージ3飛鳥ワイン 製造部 醸造責任者 福井哲史氏

「われわれは1934年創業のとても小さいワイナリーです。ブドウ畑は急斜面なので機械が入ることはできなくて、もうほとんど人力で栽培管理や収穫などをしております。できるだけ減農薬で栽培しておりまして、地元・大阪ではそういう農作物のエコ認証を受けております。」

日本ワインコンクールのイメージ4試飲した10種。一番左端が飛鳥ワインのスパークリング

福井氏はさらに続けます。「今回受賞したのはスパークリングで、垣根仕立てで栽培されたシャルドネを100%使っております。酸味を生かすために2週間ほど早摘みしたブドウをスキンコンタクトというブドウの皮から成分を抽出する醸造法を採用しながら、18カ月間、長期熟成させました」と詳しく説明してくれました。

月に1〜2回はワイナリーツアーも開催しているとのこと。

作り手による解説を聞きながら味わうと“ワイン愛”がふくらむ

日本ワインコンクールのイメージ5スパークリングの後は白4種を試飲。ブドウの品種も産地も違うので飲み比べると面白い

コンクールに出品されたワインは官能検査で、100点満点で採点されます。視覚・香り・味わい・ハーモニーなど、総合的に評価されます。そのうち金賞は85.0点以上を標準とするもので、各部門エントリー数の3~5%に相当するのだとか。まさに日本を代表する各部門のトップクラス。

毎年、これら受賞ワインのリストを外務省に提供しており、これまで延べ約7万本を超える受賞ワインが、各国の在外公館の公式行事などで世界の要人の方々に提供されてきたそうです。

日本ワインコンクールのイメージ62023年の金賞受賞ワインリスト

9月2日のテイスティングセミナーでは白5種、赤5種の10種のワインを堪能しながら、ワイナリーからの貴重な説明を直接うかがえました。飛鳥ワインもその一つ。作り手の話を聞きながらワインを堪能すると、より愛着がわき有意義な時間を過ごせました。

しかしながら、一度に10種全てを飲み干すのはなかなか難しいもの。そんな貴重な受賞ワインならば残さずに堪能したい!

日本ワインコンクールのイメージ7日本ワインコンクール金銀受賞ワイン10種テイスティングセットのイメージ

そんなワインが好きな方に朗報!

受賞ワイン10種を45mlずつテイスティングができるセットが小瓶で自宅などに配送され、それらのワイナリー解説をいつでも動画で楽しめるオンラインセミナーのキットが9月16日(土)より数量限定で発売スタートしました。価格は税込6,050円。9月29日が初回発送です。

日本ワインコンクールのイメージ8小瓶で届く受賞ワインの銘柄一覧

9月2日に開催されたテイスティングセミナーのワインとは全く別のワインで、AセットとBセットと2種をラインアップ。この両セットを合わせると20種類をまとめてテイスティングできます。(Aセット10種だけ購入なども可能)

それぞれのセットには、小冊子(ワインリスト)、ワイン解説ビデオ(YouTubeサイトに掲載)が付いてくるので、ワインを勉強中の方にもとてもおすすめです。この機会に受賞した日本ワインを飲み比べしてみては?

日本ワインコンクールのイメージ9日本ワインのTOPクラスを自宅で少しずつ制覇してみよう

10月末までの期間限定発売なので、興味のある方は早めにチェック!詳しくはIMADEYA公式オンラインショップをチェックしてみてくださいね。