EARTH MART空想のスーパーマーケットでいのちに感謝し未来の食に触れる体験

EARTH MARTパビリオンは、世界的に知られる建築家・隈研吾さんが設計し、プロデューサーは小山薫堂さんが担当。私たちの暮らしに欠かせない「食べること・消費すること」をテーマに、多彩な展示を通して食材が届くまでの過程や未来の食について考えることができます。

世界的にも知られている隈研吾さんが設計

第一の展示室は撮影は禁止です、真っ暗になった壁に写し出される映像からスタートします。日本人に欠かせないお米の映像から始まり、続いて食卓に並ぶ食材が鮮やかに映し出されます。香りまで漂ってきそうな臨場感と、わくわくする音の演出に心が躍ります。

卵のシャンデリアはフォトスポットとしても大人気

そこは空想のスーパーマーケット、ここからは自由に撮影可能、目にとびこんでくる巨大な卵のシャンデリア、日本人が一生に食べる卵の平均数(約28,000個)を表現しています。大きな卵のモニメントと一緒にフォトスポットとして大人気。

キラキラと宙を舞うイワシの大群

宙をキラキラと舞うイワシの展示では、一匹のイワシが一生に産む卵の数は約100,000粒。成魚となり人間が食べる数は推定3匹といわれています。たくさんのイワシのいのちが世界じゅうの食卓を支えています。

家畜からいただいた貴重ないのち心に刺さる展示

「家畜といういのち」藁の上に並ぶのは、スーパーで見かけるカットされたお肉、普段当たり前に手に取り、食卓へと運ばれているお肉は、たくさんの家畜の尊いいのちからいただいているという事を改めて感謝し、生きてゆくということへの心に刺さる展示です。

インパクト大!未来をみつめる鮨屋

インパクト大!未来をみつめる鮨屋、突如現れる鮨屋に目は釘付け、すきやばし次郎の創業者小野二郎さんがバーチャルな鮨屋で出迎えてくれます。

鮨職人×フードテクノロジー、天然ものしか握らない寿司職人が、養殖魚や品種改良によって生まれた魚を使用した、未来のすしを握ってくれます。

ゲタに浮かび上がるお寿司も実際に小野さんが握られたお寿司だそうで、このまま一口でいただきたい位の夢のような体験ができます。

レストランの味や懐かしいおばあちゃんの味も再現

「味を記憶し、再現できるキッチン」温度や食材を投入するタイミングに、混ぜ方などを、最新技術で記録し分析することで再現料理を再現できる「録食」という革新的なテクノロジー。

有名シェフ自慢のお料理や、懐かしいおばあちゃんの味などが再現され未来へと代々受け継がれてゆきます。 

2050年まで漬ける万博漬け

2050年まで漬け込む梅干し「万博漬け」。会場にはたくさんの樽が並び、来場者には2050年に引き換え可能なチケットが配布されます。未来を感じられるユニークなお土産です。

米粒のピンブローチはお土産にも最適

EARTH MARTオリジナルグッズがたくさん並んでいます。Tシャツやステッカーに本物そっくりの食品サンプルのキーホルダーなど、ギフトや自宅に帰って楽しめるアイテムがたくさん販売されています。

ピンバッジはなんと!お米!リアルなお米1粒をあしらったピンバッジは、唯一無二のアイテムではないでしょうか

大きな丸い形のテーブルを模したモニターを、来場者みんなで囲みます。世界じゅうの食卓の映像が流れ、食事を楽しむシーン、目の前の真っ白なお皿には、お料理が写しだされ、華やかな映像と共にフィナーレを迎えます。

普段何気なく食べている、食材はいのちからいただいている事、たくさんのいのちに感謝する機会を改めて感じる素晴らしいパビリオンです。

EARTH MART
テーマ:食を通して、いのちを考える