北欧パビリオンにて開催アイスランド発の自然と科学のイノベーショントークイベント
廃棄物を価値あるものへと変換し、ウェルネスと医療分野に革新をもたらすアイスランドの二大企業。「地熱エネルギーとミネラル豊富な海水から生まれた奇跡のスパ」として知られるブルーラグーンと、漁業で得られる魚皮を再利用し再生医療に応用するバイオテクノロジー企業ケレシスによるトークセッション「From Waste to Value:無価値なものに価値を見出す」が北欧パビリオンにて開催されました。
アイスランド発の自然と科学のイノベーショントークイベント

世界的に成功している2つのアイスランド企業「ブルーラグーン」「ケレシス」が未利用の天然副産物をどのようにして永続的な価値を持つ商品へと変換したのかを関係者、来場者を招いて紐解いてゆきました。
アイスランドを代表する二大企業「ブルーラグーン」と「ケレシス」

「ブルーラグーン」アイスランドを代表する地熱温泉で、真っ白で幻想的な環境資源を活かした温泉水は、唯一無二の観光地として世界中から訪れる旅行者を魅了し、「奇跡のスパ」として世界中の旅行者の憧れのスポットとなっており、人生で一度は訪れたい場所として知られています。
スキンケア・ウェルネス事業へと展開し、いまや「アイスランド発ウェルネス・ブランド」の象徴となっています。
シッギ・ソールステイソン氏(ブランディング・デザイン・開発責任者)

「ケレシス」漁業で収穫した魚から魚皮を再生医療へ応用、火傷や外傷治療、凍傷などの皮膚再生治療のための製品としてアメリカでは1,500以上の医療施設で使用されています。
2024年度には1,000,000cm²の皮膚再生治療シートが製造されており、様々な傷や病気の方の外傷的な治療だけでなく、内面的な心の部分にも役立っており、サステナブルな取り組みから様々な魚皮製品が世界じゅうの医療へ役立つことが期待されています。
フェルトラム・シグルヨンソン氏(ケレシス創業者兼 CEO)

「ブルーラグーン」「ケレシス」の生まれたきっかけ、サステナブルな取り組みや、廃棄物を価値あるものへと返還し再度価値あるものへと生まれ変わらせ、貧困や不平等、環境問題など、多くの課題に取り組み、これからの未来に向けた課題についても語られました。
トークセッションで和やかな雰囲気の会場

ランチブレークでは、北欧パビリオン自慢の北欧のお料理が、フィンガーフードとして振る舞われ、政府関係者と来場者の交流の場となりました。
北欧パビリオン自慢のお料理

北欧パビリオン併設のギフトショップではブルーラグーンの製品も購入可能です。現地へ行かなくても手軽に入手でき、自宅用やギフトにもおすすめです。
「ブルーラグーン」の製品も購入

北欧パビリオン ノルディック・サークル(Nordic Circle)

「From Waste to Value: 無価値なものに価値を見出す」(ブルーラグーン・ケレシス)
2025年9月11日開催
北欧パビリオン
「ノルディック・サークル(Nordic Circle)~北欧と共に、より良い明日へ~」をテーマに、北欧パビリオンは、デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデンの 5か国が出展、北欧パビリオンでは、今後様々なイベントも開催予定












