京都･三条に今年6月にリブランドオープンした｢ダーワ･悠洛(ゆら)京都 by バンヤンツリー･グループ｣は、世界で有数の独立系ホスピタリティーブランドの一つである｢バンヤンツリー｣の姉妹ブランドです。日本の伝統と世界の文化が融合したインテリアがステキで、おいしい食事も楽しめ、ラウンジやジムなどもあり、快適なステイができたのでご紹介します♪

ホテルのコンセプトとインテリア

世界で有数の独立系ホスピタリティーブランドの一つである｢バンヤンツリー｣の姉妹ブランドとして2015年に誕生した｢ダーワ｣。

｢ダーワ･悠洛 京都 by バンヤンツリー･グループ｣は、2022年6月、東海道五十三次の西の終点である京都、鴨川の三条大橋の近くに、グランドオープンしました。日本初上陸です。

コンセプトは“BE HERE, BE YOU”。

館内に一歩入ると、インテリアはジャパニーズモダンで、日本の伝統と世界の文化が不思議にマッチしています。人力車、浮世絵アート。清水焼や伊万里焼の美しい陶器、つぼ、ペルシャじゅうたん、ランプなどが飾られ、見ごたえがあります。まるで博物館のよう。

そして、中央の吹き抜け部分には本物の竹を使った見事なアトリウムの中庭が。悠久の歴史に思いをはせ、タイムスリップしたような不思議な気持ちになる非日常な空間です。

ジャパニーズモダンが魅力のお部屋

客室は全部で144室。3Fのプレミアルーム ツイン(26平方メートル)に宿泊しました。

快適なシモンズのツインベッドにふわふわのトッパーと枕。オレンジのクッションがアクセント。

特筆すべきは黒っぽい畳の小上がりスペース。靴を脱いでくつろげるのがうれしい♪

ここにミニバーがあります。
｢祇園辻利｣の宇治玉露と、紅茶｢TWG TEA｣。
コーヒーマシン｢ネスプレッソ｣のカプセルはホテルごとに違うので楽しみにしていますが、こちらは｢コロンビア｣と｢バニラエクレア｣でした。

ミネラルウォーターは日本の名水百選である｢富山県黒部のまろやか天然水｣が、320ml入りの小さめボトルなので4本もありました。ホテル名の入ったパッケージの銘菓｢八つ橋｣がうれしい。以上は無料でいただけます。

これだけ充実していると、どこにも出かけずお部屋でほっこりくつろぎたくなります。

バスルームは、レインシャワーを備えたシースルーのシャワーブース。
洗面とトイレは同じ空間にありました。

バスアメニティにはフランスの高級スパブランド｢サンクモンド(CINQ MONDES)｣を日本のホテルで初採用されたのだとか。女性ゲストには基礎化粧品セット(クレンジング･洗顔フォーム･化粧水･乳液)もいただけます。歯ブラシ、セパレートのパジャマ、バスローブ、体重計まで、十分な品ぞろえでした。

宿泊者ラウンジ

フロントの横の部屋には、コーヒーマシンや紅茶、ちょっとしたお菓子が用意されていて、宿泊者は無料で24時間利用できます。(メンテナンスタイムには利用できません)

滞在中、何度もここにきてくつろぎました。飲み物はお部屋に持ち帰れます。午後の時間帯に登場のデトックスウォーターがフルーツの風味がたっぷりで気に入りました。

ジム

宿泊者専用。24時間利用できます。トレッドミル、自転車型トレーニング器具などがあります。

Lounge & Bar 1867

昼間はアフタヌーンティーなどがいただけ、夜はカクテルなどが楽しめるバーです。2種いただいたのでご紹介します。

右のオリジナルモクテル｢Higashiyama Sun Rise(ヒガシヤマサンライズ)｣は、パイナップルジュースをベースにしたノンアルコールカクテルです。京都･東山の朝日をイメージされているのでしょうね。

左の赤い方は、パイナップルが苦手なのでイチゴを使って即席で作ってもらったカクテルです。

木製のトレイのような台座にグラスをのせて、台ごと押してすすめてもらえます。この所作がかっこいいですよ♪

GRILL 54TH

竹林をながめながら、朝食･ランチ･ディナーがいただけるグリル料理のレストランです。

ディナーは｢京都美食めぐり(秋)2022｣という特別限定ディナーコースを、おすすめのドリンクとセットでいただきました。

グリル料理を軸に、フレンチの手法を生かして京野菜などをたっぷり使った美しいお料理を堪能しました。

カジュアルなワインや地酒などから好みに合わせてペアリングをしてもらえるドリンク付きコースがおすすめです。

朝食はブッフェスタイル。お米は近江米の｢みずかがみ｣。京のおばんざい･温泉卵･焼き魚･西利のお漬物･おみそ汁･新鮮なサラダ･シャルキュトリー･チーズ･シリアル･パン･ヨーグルト･フルーツなど和洋折衷です。

京都に来ると、いつもは洋食派なのに和食をいただきたくなります。もちろんそのあとでパンなどもいただきましたが。

卵料理はオーダー制で、作り立てがテーブルまで運ばれます。

詳細

いかがでしたか?京阪三条駅から徒歩3分、京都の繁華街、祇園や河原町へも歩いてすぐの便利な立地なのに、居心地が良すぎて、私はチェックインからチェックアウトまでずっとホテルの中で過ごしました。

バンヤンツリー･グループとしては3つ目となる新ブランドのスパが、この｢ダーワ･悠洛 京都｣に世界初オープンしたそうなので、リフレッシュやご褒美ステイにもおすすめです。

■ダーワ･悠洛 京都 by バンヤンツリー･グループ(Dhawa Yura Kyoto)
京都府京都市東山区大橋町84
075-366-5800