【東京グルメ】ガチ中華のお店でウサギ肉にかぶりつく!「聚福楼」

2022年の新語・流行語大賞にもノミネートされた言葉である「ガチ中華」。戦後日本人にアレンジされた中華料理を中心メニューとして、定着してきた町中華のようなお店とは一線を画す、本場の中国料理を提供するお店を指します。今回は、ウサギ年になったということもあり、ガチ中華の聖地・池袋で、ガチ中華とともにウサギ肉を食べられるお店をご紹介します!

池袋「聚福楼」

聚福楼の看板

今回紹介するのは、池袋西口にある「聚福楼」というお店。「食べログ中国料理TOKYO百名店2022」にも選出されているお店です。

平日20:50頃に訪問し、待ちなく入店できました。店内は薄暗い雰囲気ですが、大学生のサークルらしいグループを中心として盛り上がっていました。
ガチ中華らしい雰囲気のお店ではありますが、この日のお客さんは日本人ばかりでした。

看板にも記載のとおり、お店としては羊肉の丸焼きを推しているようでしたが、やはり2023年はウサギ年!ということでウサギ肉の丸焼きを注文します。その他にもおいしそうなメニューをいくつか注文してみました。

ウサギの丸焼き

聚福楼のウサギ肉①ウサギの丸焼き(5,808円)です。インパクトがあります!

注文後ほどなくして、ウサギの丸焼きが提供されました。皮と内臓だけ処理されたウサギは見るも圧巻。さあこのまま焼いて食べるのが楽しみ!と思いきや、ウサギはいったんバックヤードへ。

聚福楼のウサギ②カットされたウサギ肉です。見た目は鶏肉と同じでしょうか?

どうやらテーブルで丸焼きするにはめちゃくちゃ時間がかかるとのことで、食べやすいように切って提供しているとのこと。あんなに大きかったウサギが、一皿に持って焼きやすいように再提供されます。

聚福楼のウサギ肉③

焼いて食べてみると、鶏モモ肉と鶏ムネ肉の中間のような食感と味わいでうまい! 肉には下味がついているため、そのままでおいしくいただけます。かわいらしいウサギの見た目に反し、肉は筋肉質なんだなあと思いました。

一方で、細かい小骨を含んでいて食べ進めるのに苦労します。自分の歯でギリギリかみ切れる硬さの小骨が、確実に口内へダメージを与えていきます。
卓上のスパイスをかけることで味を変え、少しずつ食べ進めました。

今回は2人で一羽注文しましたが、相当量が多く、味も単調なので、3〜4人で注文することをおすすめします。

丸焼きだけじゃない!

聚福楼の和え物エビ入りキクラゲとブロッコリーの和え物(968円)です。ニンニクのパンチが効いています。

ウサギの丸焼き以外にも注文したものをご紹介します!まずはエビ入りキクラゲとブロッコリーの和え物。
ニンニクが効いた塩ダレ系の和え物で、サラダ感覚でいただけます。エビがプリプリで特においしい!ブロッコリーはやや硬めの食感でした。

聚福楼のハルピン酢豚ハルピン酢豚(1,518円)です。

竜田揚げのような厚い衣で揚げられた豚肉が特徴的な一品です。普通の酢豚と違ってタレにとろみがなく、また肉ばかりのぜいたくな仕様です。
味付けは普通の酢豚から酸味を弱めに、甘みを強めに振ったようなイメージでしょうか。青島ビールが進む味です!

聚福楼の水餃子水餃子(748円)です。皮がもちもちです。

モチモチで分厚い皮の水餃子がたっぷり。ニラの風味がしっかり効いていておいしい!

ウサギの丸焼きは値段こそやや高めですが、何事にも代えがたいインパクトがあり、ぜひとも注文してほしいメニューです。個人的には一羽丸ごとの動物と対面してから肉をいただくことで、改めて食べ物となる動物への感謝を強く感じられるのではないかと感じました。

丸焼き以外も全体的においしい料理ばかりで、本格的な中華料理を楽しめるお店です!
大勢での盛り上がる会や、慣れ親しんだ間柄で訪問するのにおすすめです。

詳細

■聚福楼
住所:東京都豊島区西池袋1-37-16 大雄ビル 4F(JR池袋駅から徒歩2分)
定休日:無休
営業時間:11:00~23:30

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